【写真】左右のローとカーフで攻め続けた与座。これで倒れなかったオスマノフもさすがだった(C)ONE

＜キック・バンタム級／3分3R＞
与座優貴（日本）
Def.3-0
エルブルース・オスマノフ（ロシア）

オーソドックス同士の両者。オスマノフがジャブ、右ロー、左ミドルを見せる。与座は左の三日月蹴りを蹴って、サウスポーにスイッチしてインカーフを蹴る。オスマノフは右ミドルを蹴るが、与座が左の三日月蹴りとインカーフ。オスマノフの飛びヒザ蹴りをブロックすると奥足ローを蹴る。さらに与座はオスマノフのスピニングバックキックをディフェンスしつつ、左右のカーフでオスマノフの前足を削る。

オスマノフが右ミドルを蹴ると、与座はすぐにインカーフを蹴り返す。前に出る与座が左ミドルを蹴り、インローの蹴り合いからさらに前進。オスマノフの右ミドル→与座のインカーフという攻防が続き、与座の左フックとオスマノフが右が交錯。与座はオスマノフのスピニングバックキックの距離を潰してインカーフ、終了間際にもインカーフを蹴った。

2R、オスマノフが左の前蹴り。与座はすぐに距離を詰めて左ロー、奥足への右ローを蹴る。スイッチした与座が左ミドル、インロー、三日月蹴り、ハイキック。下がるオスマノフに左ミドルを蹴って、右フックから左ミドル、右カーフ。どんどん手数を増やす与座。オスマノフも右ストレートを返すが、与座がインカーフ、右ミドル、右カーフ。オスマノフがパンチをまとめてヒザ蹴りを突き刺すが、与座がすぐさま右カーフを蹴る。

前に出る与座がインカーフと左ミドル、ミドルに軸足払いを合わせる。与座はオスマノフの前足に左右のローを蹴り、スピニングバックキックも当てさせない。オスマノフは下がりながらも左ミドル、二段蹴りを見せると与座は軸足払い。終了間際、オスマノフが右ミドルを蹴ろうとすると、ここでも軸足払いを決める。

3R、オスマノフがワンツー。サウスポーの与座がインカーフと三日月蹴り、左の蹴りをボディと足に蹴り分ける。オスマノフも必死に前に出て左ボディ、右ミドルを蹴る。オーソドックスの与座はガードを上げて左フックと右カーフ、オスマノフは左のヒザ蹴り。与座は右カーフから前に出て、スピニングバックキックにはインローを蹴る。

さらに与座は左フックと右ミドル、スイッチしての左ストレート、右カーフ、左フックと猛攻。下がるオスマノフのインローを蹴って左の顔面前蹴り、右ロー、胴回し回転蹴りも繰り出す。さらに与座は左ミドルを蹴り込み、オスマノフが顔面前蹴りを見せて試合終了となった。判定は3-0で与座の勝利。多彩な蹴り技と無尽蔵のスタミナで与座がONEデビュー戦を勝利で飾った。

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