【UFC ESPN65】RTU出身のチャンホ、マウントからのヒジでロミアスにTKO勝利=UFC初勝利を挙げる
<バンタム級/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
Def.2R3分48秒 by TKO
コーテヴィアス・ロミアス(米国)
サウスポー同士の両者、ロミアスがジャブを突く。チャンホが右ミドルを蹴って一気にパンチをまとめる。一旦距離が離れると、チャンホが左ミドルを蹴って前進し、ダブルレッグでロミアスをケージに押し込む。ここでチャンホはロミアスの右足にシングルレッグに入り、足をかけるようにテイクダウンして一気にマウントへ。ロミアスも半身になって右脇を差して、身体を抜くようにして立ち上がる。
そのままロミアスが右腕を差す形で四つの攻防になるとテイクダウン。スクランブルになるとバックへ。チャンホが前方に落として、今度はチャンホがバックにつく。足を四の字に組んだチャンホはバックキープを続け、バックマウントに移行するとロミアスの体を伸ばしてパンチを連打。ロミアスがブリッジでポジションを返してインサイドガードで上になる。このままラウンドが終わるかに思われたが、チャンホも腰を抜いてロミアスの左足を掴んで上のポジションを取り返した。
2R、ロミアスが左ロー。チャンホが左ストレートを伸ばし、左のヒザ蹴りから組みつくと、このヒザ蹴りがローブローとなってしまう。ブレイク後、ロミアスがインローと左ストレート。チャンホが左のヒザ蹴りから組みつくと、ロミアスが左腕を差して入れて、チャンホを寝かせるようにしてバックへ。ロミアスは両足をフックし、前方に落とされながらもチャンホの左腕に腕十字を狙う。
チャンホは腕を抜いてハーフガードでトップキープしてパンチを落とす。ロミアスが右腕を差して立ち上がると、チャンホがロミアスの右足にシングルレッグへ。ロミアスは倒され際にチャンホの左腕に腕十字を狙う。チャンホは腕を抜いてサイドポジションにつくと、再びバックマウントについてパンチを連打。最後はマウントからヒジを落とし続けたところでレフェリーが試合をストップ。RTU出身のチャンホがUFC初勝利を挙げた。
試合後、チャンホは「グラップリングとレスリングは、チームメイトをしっかり準備してきました。でも、自分のパフォーマンスには満足していません」と語った。