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【Pancrase352】グレコ天皇杯2位の松井がテイクダウンを奪いまくり、5連勝中の千種にフルマーク判定勝ち

【写真】テイクダウン! テイクダウン!! テイクダウン!!!(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
松井涼(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
千種純平(日本)

テイクダウンを狙って頭を下げた松井に、左ミドルを狙った千種。これをバックステップでかわした松井が、ダブルレッグで背中を着かせる。千種は首を抱えてケージまで下がり、ケージを背中につけて立ち上がる。なおも組んでいく松井だが、千種に首を押さられてしまう。首を抜いた松井がケージに押し込む。足を触りにいく松井に対し、千種が差し返して防ぐ。両腕を差し入れた千種。松井は太腿へのヒザで削り、シングルレッグで右足を取った。千種はギロチンでディフェンスし、右足を差し入れる。千種の右ヒジをもらいながらも、松井がグラウンドに持ち込んでラウンドを終えた。初回はジャッジ3者が松井の10-9としている。

2R開始早々、松井が千種の左ヒザ蹴りをキャッチしてテイクダウンを奪った。ハーフガードの千種に背中を着かせた松井は、左パウンドを打ち込む。千種はケージまで下がるが松井は立たせず、パウンドで削る。千種がガードに戻した。ケージに背中を着けて立ち上がろうとする千種の両足をすくい、トップをキープする松井。起き上がる千種のバックに回った松井は、ヒザで削りながらアンクルピックで再び尻もちを着かせる。千種は立ち上がってガブった。

松井がヒザを食らいながらもケージに押し込む。千種はカウンターでニンジャチョークを仕掛けるも、押し込まれて極めることはできず。松井がバックに回り、千種にヒザを着かせる。立ち上がり、コツコツとパンチを返す千種だがダメージを与えることはできない。そのまま松井がケージに押し込み続け、このラウンドも10-9で取った。

最終回、やはり松井はローシングルで飛び込み、クリーンテイクダウンに成功する。すぐに左へパスした松井。ハーフに戻した千種が下から松井の左腕を取り、キムラを狙うも腕を抜かれてしまう。しっかりと背中を着かせた松井が肩固めを狙う。千種がブリッジから立ち上がったが、松井に頭を抑えられてしまう。千種をケージに押し込む松井。千種はまたもニンジャから引き込むも極められず。松井はハーフガードの千種に左パウンドを連打する。ガードに戻した千種は上半身を起こすが、松井もボディロックで離さない。そのまま松井がトップをキープし、最後はパウンドを連打して試合を終えた。

裁定はフルマークで松井の勝利。レスリングのグレコローマン天皇杯2位の実績を持つ松井がレスリング力を生かし、5連勝中の千種を下した。


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