【Eternal MMA92】蹴りを散らしたフィルポットが、左ハイで平川をKO。上から目線で伊藤空也に挑戦宣言
<62.5キロ契約/5分3R>
アラン・フィルポット(英国)
Def.1R4分20秒by TKO
平川智也(日本)
サウスポーの平川が、フィルポットの前蹴りにも右ジャブを伸ばす。フィルポットが右ハイ、右三日月を蹴る。ステップインから左ボディを打った平川は、続いて左ストレートを顔面に当てる。ハイ&ローのフィルポット、平川は引き続き左でボディを狙う。踏み込みに右フックを狙うフィルポットは、平川の左をかわして「どこを狙っている」というポーズを見せる。ワンツー&右ハイで距離を詰めたフィルポットだが、クリーンヒットはない。
と、互いにステップインし近い距離でパンチを交換する。平川はしっかりと圧をかけて左を伸ばす。フィルポットは前足を下げて右フックで迎え撃ち、スリリングな攻防が続く。テイクダウンのフェイクを見せた平川の顔面をフィルポットの右が襲い、平川も同時に左を打っていく。フィルポットはここで頭を下げて飛び込み、右を繰り出す。スタンスをやや変えたフィルポットは平川の前進にワンツーを振るい、左ハイ。顔面を蹴りぬかれ、崩れた平川に追撃のパウンドを落としたフィルポットがTKO勝ちを決めた。
「凄く感情的だよ。これだけチームがプッシュしてくれて、なんで引退できる。スイッチしてヒザ、前蹴り、ハイと蹴りを狙っていた。下と上を蹴り分ける。新しいチャンピオンの日本人(伊藤空也)は、俺と戦いたいんだろ。ファッ〇ン・マイ・タイムだ」と上から目線で、伊藤戦をアピールした。