【ONE172】スーパーレックが日本大会参戦。カリロ×アナンの勝者とムエタイ王座統一戦
【写真】昨年の日本大会ではキックルールで強さを見せたスーパーレック。今年はムエタイルールでの日本大会参戦となる(C)ONE
3月23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」の追加対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura
昨年1月の有明アリーナ大会で武尊と死闘を演じたスーパーレック・キアトモー9の参戦が決定。自身が保持するバンタム級(65.8キロ)ムエタイ王座の統一戦として、1.24ONE170で行われる同級暫定王座決定戦=ニコ・カリロ×ナビル・アナンの勝者と対戦する。
当初スーパーレックはONE170でカリロとの防衛戦を予定していたが負傷欠場、カリロとアナンの間で暫定王座決定戦が組まれていた。そのなかでスーパーレックが3月の日本大会で復帰し、王座統一戦が組まれた形だ。
スーパーレックはONEのプレスリリースにて「母国での試合機会を逃してしまい、大変申し訳なく思っております。しかし、再び日本で戦えることを心から嬉しく思います。私はムエタイを愛しており、日本のファンの皆様に私を通してムエタイを体験していただきたい」と意気込みを語っている。
日本のファンにとってはキックルールでの武尊戦の印象が残るスーパーレックだが、武尊戦後はバンタム級でムエタイルールの試合を続け、9月のONE167でジョナサン・ハガティーを右ヒジでKOし、バンタム級でムエタイ王座に就いた。本人の言葉にもある通り、今年の日本大会ではヒジ・首相撲が解禁されたスーパーレックが見られることになる。
また武尊、ロッタン、スーパーレックがさいたまスーパーアリーナに集うという意味でも日本の立ち技格闘技ファンにとってビッグマッチと言えるラインナップになった。
■放送予定
3月23日(日)
U-NEXTにてPPV配信
■ONE172対戦カード
<キック・フライ級/3分5R>
武尊(日本)
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
<ONE世界フライ級(61.2キロ)王座決定戦/5分5R>
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
若松佑弥(日本)
<ONEムエタイ世界バンタム級王座統一戦/3分5R>
スーパーレック・キアトモー9(タイ)
ニコ・カリロ×ナビル・アナンの勝者