【Colors04】元RISE王者erikaがMMAデビュー。ローで吉成のTDを防ぐ&倒されても立ち上がり判定勝ち
【写真】プロMMAデビュー戦で自分のスタイルを生かしきった(C)MATSUNAO KOKUBO
<ストロー級/5分2R>
erika(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
吉成はるか(日本)
ともにサウスポー、erikaが左右のローを見せる。サークリングする吉成にロープを背負わせるerika。erikaのワンツーを受けた吉成が組み、投げの体勢に入るも切ったerikaが首相撲からヒザを突き上げた。左ストレート、左ローで、吉成をコーナーに詰める。ワンツーに対して吉成が組んで来るも、erikaが離れた。左ローから左ストレートが吉成の顔面をかすめる。吉成がダブルレッグで組んだ。
立ち上がった吉成が両腕を差し上げ、胸を合わせてerikaをコーナーに押し込む。腰を落として耐えるerika。吉成を突き放したerikaが、下がる相手の顔面に左ストレートを突き刺す。ダブルレッグをスプロールしたerikaの首を抱える吉成。ボディロックからグラウンドに持ち込み、パウンドを連打する。erikaが足を差し込んでくると、吉成が内ヒールを狙う。ここで初回終了のゴングが鳴った。
最終回、erikaがワンツーと前蹴りで吉成を下がらせる。左に回る吉成に、左カーフを連打するerika。右インローを受けて吉成の右足が流れた。吉成はサークリングから手が出ず、erikaのローを受け続ける。erikaも自分の距離を保ち、コツコツとローを蹴って組ませない。残り半分で吉成が前に出始めた。一気に組むもerikaが離れる。さらにボディロックで組みつかれたが、これもerikaが切った。
左ストレートを受けた吉成が再びボディロックで組むも、やはりerikaが突き放した。左ストレートから右フックを返したerika。残り1分で吉成が、ボディロックから尻もちを着かせる。立ち上がるerikaをニータップで倒す吉成。立ち上がったerikaに対し、吉成がダブルレッグで飛び込んだが、これはスプロールされた。
裁定はerikaがフルマークの判定勝ち。MMAデビュー戦を勝利で飾ったerikaは「アマチュア修斗からヒッソリと始めたかったんですけど、RISEの名前が大きすぎてプロデビューしました。もっと打撃が光るように練習していきます」と語った。