【UFC ESPN63】マルコスがヤネツを振り切ってスプリット判定勝利。無敗記録を18に伸ばす
<バンタム級/5分3R
ダニエル・マルコス(ペルー)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
エイドリアン・ヤネツ(米国)
ヤネツが右カーフと右ストレート、マルコスも同じように右カーフと右ストレートを返す。互いに関節蹴りと右カーフを見せ、ヤネツがジャブからワンツー。マルコスも左を返して右ストレート、これでヤネツが後退。マルコスはパンチをまとめて右ミドルを蹴る。
一度距離が離れるとヤネツが右カーフを蹴って、右の前蹴り。これがローブローとなり、続いてマルコスが前に出た右手がアイポークとなってしまう。再開後、マルコスがボディへのジャブを打ち、ヤネツは右ストレートを打ち下ろす。マルコスは右のオーバーフックと右カーフ、ヤネツも右カーフを蹴るが、マルコスがすぐに右カーフを蹴る。
ジャブからパンチをまとめるヤネツに対し、マルコスは右フックを強振。距離が離れるとすぐに右カーフを蹴る。ヤネツがジャブからパンチをまとめるも、最後はマルコスが右フックを当てる。組みついたヤネツがマルコスをケージまで押し込むと、態勢を入れかえたマルコスがダブルレッグに入る。マルコスはエルボーも入れつつ押し込み続け、ラウンド終了を迎えた。
2R、ヤネツがジャブからワンツー。マルコスはシングルレッグでテイクダウンを狙うが、ヤネツは倒れない。マルコスは体を沈めて左フック。これを当てると、パンチで前に出て右ミドル、さらに右ストレートにつなげる。さらにヤネツは右カーフ、ジャブからボディと攻め手を増やす。
マルコスはヤネツのカーフに左ボディを打って、前蹴りで距離を取る。この前蹴りから左右のフック、ジャブから右フックで攻めるマルコス。お互い右カーフを蹴り合うと、ヤネツはジャブ、左ボディから右ストレートにつなげる。
マルコスはパンチと右ミドル、右カーフ、ワンツーを伸ばす。ヤネツはしつこく右カーフを蹴るが、マルコスは下がらず右ミドル、右の飛びヒザ蹴り、右カーフと譲らない。ヤネツは左ジャブを突いて右、ワンツー。マルコスは右をかぶせて前進する。
ヤネツは右カーフ、ジャブとワンツー、プレッシャーをかける。マルコスは左フックを返し、体を沈めてから左右のフック、シングルレッグにも入る。離れたヤネツはマルコスの飛びヒザの打ち終わりにワンツーと左フック、マルコスも右ストレートを打ち返した。
3R、ヤネツが細かいジャブから右ストレート。マルコスも右を打ち返して、両者の右が交錯する。マルコスはパンチから右カーフ、ヤネツは右アッパーから右フックを返し、マルコスが組みつくところに左フックを返す。これを被弾したマルコスだがそのまま前に出てテイクダウン奪う。ヤネツはケージを背にして立ち上がり、マルコスはバックを狙う。ヤネツもそれを許さず、ギロチンも狙いながら態勢を入れ替える。
今度はヤネツがテイクダウンを仕掛けながらバックを狙い、試合はスタンドに戻る。ヤネツが前蹴り、マルコスが右オーバーからダブルレッグへ。テイクダウンされたヤネツはギロチンを狙いつつ、足を戻してマルコスを蹴り離す。立ち上がったマルコスがパウンドで飛び込み、ヤネツの三角絞めを抜いてサイドへ。ヤネツもすぐに足を戻して立ち上がる。
マルコスが右ヒザ蹴り。組んだヤネツが右腕を差してマルコスをケージに押し込む。マルコスは離れるけど時間を気にする仕草も見せて、ケージ内をサークリングする。ヤネツはジャブで前進するがマルコスを捕まえきれない。マルコスは細かく打撃を返し、距離を詰めるとクリンチアッパー。ヤネツがマルコスをケージまで押し込み、離れると左右のフックと右アッパーを突き上げる。ここで試合終了となり判定は2-1と割れてマルコスが勝利。最後は苦しい展開だったがマルコスが判定勝利で無敗記録18(17勝1NCとした。