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【DEEP123】下と上からライト級転向同士の一戦は、山田聖真のヒザが急所に。神田コウヤが負傷判定勝ち

【写真】続行不可能になるとは……勝者も敗者も不完全燃焼だろう(C)MATSUNAO KOKUBO

<ライト級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
Def.technical decision 3-0:30-26.30-27.29-28
山田聖真(日本)

神田コウヤのライト級転向初戦、まず左インローから左ストレートを伸ばす。ウェルター級から落としてきた山田は首相撲でケージに押し込まれ、打撃の間合いに戻ると右を狙う。ローに右を合わせていく山田に対し、神田が左ストレートをヒットさせる。山田もインローを返してジャブを当てたが、逆に右リードフックを被弾する。神田は左ストレート、ヒザ、ヒジと攻撃を纏める。引き続きジャブを伸ばす神田の距離、間で試合が進む。

残り1分、左ストレートでダウンを奪った神田はパウンドを連打、サッカーボールキックから立ち上がった山田をケージに押し込むとヒザを突き上げる。残り10秒でブレイクが掛かり、初回が終わった。

2R、前に出た山田だが、右ミドル後に組まれてケージに押し込まれ、ヒザ蹴りとワンツーを被弾する。さらにワンツーでステップインした神田は、首相撲の山田にヒジを狙う。山田はパンチから首相撲という流れのなかで、右フックにダブルレッグを合わされてテイクダウンを許す。パウンドを落とす神田は、スクランブルでアンクルを掴んでバックを伺う。山田はウィザーで耐え、ブレイクがすぐに入った。

打撃の間合いに戻ると、山田の右が当たる。右が当たるようになった山田だが、左ストレートを打たれる。神田はオーソに構えて右ローを続ける。サウスポーに戻し、縦ヒジ、左をヒットさせた神田だが、やや動きが落ちてきたか。それでもジャブを2発入れ、左を伸ばした神田は首相撲でヒジを振るう。山田が組んだところで時間に。

最終回、まず山田が右を届かせると、神田のステップインをバックステップでかわす。しかし、自身が前に出たときにジャブで止められる場面も少なくない。神田も距離をつめた際に右を被弾。それでも左オーバーハンドから組んでいったが、山田の右ヒザを急所に受けてブレイクが入る。横になって回復に努め、立ち上がった神田だが試合続行不可能に。負傷判定3-0で神田が判定勝ちを手にした。


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