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【DWCS S08 Ep01】11日前のオファー、スクランブル発進のホゼ・デルガドがA1王者フアレスをヒザでKO

【写真】ショートノーティス。一度、動きが落ちかけたところからラッシュを掛けての勝利(C)Zuffa/UFC

<フェザー級/5分3R>
ホゼ・デルガド(米国)
Def.2R1分25秒by KO
アーニー・フアレス(米国)

左右の蹴りを散らすデルガドが、右ストレートを伸ばす。左ミドルを蹴ったフアレスが組みつくが、逆にデルガドがボディロックテイクダウンを奪い、スクランブルでバックを狙う。リストを取り、胸を合わせようとしたフアレスにヒザを2発決めたデルガドは、離れて左ハイからワンツーへ。フアレスが組みに行くも、またもデルガドがテイクダウンを決める。足を捌いて右のパウンドを落としたデルガドが、スクランブルでバックを取り両足を取る。

フアレスが立ち上がると、落とされるのを嫌がったデルガドが着地し、直後にフアレスが右ストレートを伸ばす。デルガドはショートで詰めて、ヒザ蹴りから組んでテイクダウンを決めるとバックへ。正対され離れたデルガドの右前蹴りにフアレスが左フックを決める。一度離れたデルガドが距離を詰めると、フアレスも打ち合いに応じ跳びヒザの着地に組みつく。

離れたデルガドがスピニングバックキックからダブルレッグもスプロールしたフアレスは、バックに回りつつヒザをワキ腹に入れて時間となった。

2R、フアレスが右ローからローをキャッチして、ボディに連打する。リリースして中間距離からワンツー、ミドルを蹴ったフアレスは顔を固く守った構えから強烈なワンツーフックを繰り出す。フアレスは組みを見せて、パンチを散らしていく。

しかし、左フックにステップバックしケージを背負った状態からダブルレッグを仕掛けたタイミングで、デルガドの左ヒザが顔面を直撃――フアレスは前方に崩れ落ち勝負は決した。

「11日前のオファーで、3日間で頭を入れ替えた。この瞬間のために、ずっとハードトレーニングをしてきてんだ。ジョン・クラウチ、ベン・ヘンダーソンがMMA Labの初日から僕をここまで育ててくれた。家族の皆が僕にエネルギーをくれた。彼らは僕のすべてだ」とデルガドは話した。


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