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【UFC304】シャープな打撃を見せたウッド、粘るピネダから地元・英国で判定勝利

<フェザー級/5分3R>
ナサニエル・ウッド(英国)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28.
ダニエル・ピネダ(米国)

ウッドが右のカーフと前蹴り、ピネダがダブルレッグから組み付く。そのままピネダがウッドをケージに押し込むが、ウッドが離れる。試合がスタンドに戻るとウッドが右カーフと右の前蹴り、ピネダも右カーフを蹴り返す。

ウッドが右ストレートから左フックとパンチの手数を増やし、右の前蹴りでボディを効かせると、ピネダがうずくまって倒れる。ウッドはそのままインサイドガードでトップキープし、細かくパンチを落とす。ピネダもキムラロックからヒップススローでスイープし、上のポジションを取り返す。ヒジを落とすピネダがパスガードを狙う。

2R、ピネダが右ストレートで前進。右カーフの蹴り合いになり。そこにウッドがワンツーから左フック、これでピネダの足が止まり、右目が腫れる。ウッドは前に出て前蹴りからパンチにつなげる。ここでピネダがウッドの前蹴りが下腹部に入ったとアピールし、試合が一時中断される再開後、ピネダが左ハイから距離を詰める。ウッドは右ストレート、左フックから右ストレート、右カーフを蹴るとピネダがバランスを崩す。

ウッドは左フックを当てて、カーフと前蹴り。右ストレートを当て、ピネダのテイクダウンを切って、引き込むピネダに立った状態からローを蹴る。ピネダも立ち上がって組みにいくが、ウッドをテイクダウンできない。逆にウッドが左フックでダウンを奪い、インサイドガードからパンチとヒジを落とす。何とかピネダはこのラウンドも凌ぐ。

3R、ピネダがバックブロー、右アッパーから左フック、ダブルレッグに入る。ウッドがギロチンを狙ってグラウンドで上を取る。ピネダが体を起こすと、ウッドは立ち上がる。スタンドでウッドは右カーフ、ピネダのパンチを空振りさせて前蹴り、組みついてバックにつく。

ピネダは自ら前転して足関節を狙い、ハーフガードでトップキープする。ここでピネダがダースチョークやアームバーを狙うが、ピネダはそれにしっかり対処する。ピネダがトップキープを続けるが、有効な攻撃がなく試合終了。鋭い打撃を見せたウッドが判定勝利した。


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