【DEEP120】中村の左ジャブを受けながらも、右ストレート&左ボディを当てた白川がスプリット判定勝利
【写真】白川がパンチを振って幾度も中村をケージに追い詰めた(C)MMAPLANET
<フェザー級/5分3R>
白川ダーク陸斗(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30.
中村大介(日本)
距離を詰めてきた白川に、中村が右ローを当てる。しかし白川の右カーフを受けてバランスを崩す。ケージ中央でシングルレッグをバックステップでかわした白川が、左右に回りながら右を当てる。中村も右左ジャブから右ローを返した。白川にケージを背負わせた中村が左ミドルを見せるも、白川がパンチの連打から中村にケージを背負わせる。さらにケージ中央で右を当てる白川。中村の左ミドルがボディに突き刺さる。
中村は左ボディからのコンビネーションを見せると、これが効いたか中村の右ガードが下がった。白川の左ミドルをキャッチした中村は、引き込んでストレートフットロックで抱えるも、白川が足を抜いて立ち上がる。中村の左ジャブ、ワンツーが白川の顔面を捉える。白川も右カーフを当て、中村のバランスを崩す。さらにボディへパンチを突き刺した。
2R、右ローを打ち込んだ中村に、白川が左右フックを浴びせる。中村は左ジャブを突いて白川を下がらせた。パンチを振ってくる白川に対し、中村は足を取りに行くもスタンドに戻される。白川の左ボディをエルボーブロックで防いだ中村だが、顔面に白川の右を受けてしまう。白川は角度を変えて、ミゾオチに左ボディアッパーを突き上げる。
中村の左ジャブもヒットするが、白川が右ストレート、右ハイへ。ヒット数としては中村の左ジャブが上回る。中村は白川のパンチをブロックしながら、相手の勢いをケージ際まで下がって凌いだ。残り1分でニータップを狙った中村だが、白川がスプロールする。スタンドに戻ると、中村の左ジャブを受けながら白川が左ボディを突き刺す。しかし中村が前に出て白川のアゴを跳ね上げた。
両者が観客を煽って最終回が始まる。中村は右ローから、左ジャブをボディに伸ばす。距離を取る白川には疲労が見られる。中村が右クロスを当て、左ジャブと右ローへ。しかし白川の右カーフも当たるが、中村はバランスを崩しているように見えて、威力を逃がしているのか。ガードを下げ、首を振りながら左ジャブを当てていく中村。白川も同じように中村を挑発する。
中村の右ローに、白川が右ストレートを合わせた。ジャブの交錯から、フェイントを繰り出す両者。残り1分近くで、白川が左ハイを当てる。残り30秒で左ジャブを突き続ける中村が、白川のパンチをスウェーでかわす。白川も中村をケージに追い込んでいった。
裁定はジャッジ1名が中村にフルマークをつけたが、残り2名が白川を支持してスプリット判定勝ちを収めた。