【JCK FN86】中国版──そして豪華版A-PEX大会=JCK FNでトンガーの愛弟子スフバット、腕十字に下る
<フェザー級/5分3R>
スーイームゥクゥ・トゥアフーターホン(中国)
Def.1R3分59秒by 腕十字
オトゴンスレン・スフバット(モンゴル)
中国山西(シャンシ)省ルーリャンにある──UFC PIにレストランや宿泊施設が併設されたJCKファイトセンターで開催されているJCK Fight Night。コロナ明けからモンゴル、中央アジアの選手たちの出場が増えてきた同大会に、トンガーことジャダンバ・ナラントンガラグ率いるシャンダスMMAから、オトゴンスレン・スフバットとトール・ナムナンバヤの両選手が出場しコメインとメインに出場する。
昨年11月にBloom FCに来日が決まっていたが、諸事情により来日が叶わなかったスフバット──本来はバンタム級だが、一回り大きなスーイームゥクゥの右をかわして組んでいく。すぐに離れたスーイームゥクゥはカウンターで鋭い左を入れ、ガードの上からの左ハイで前に出る。スフバットは左ミドル、左ストレートに右ミドルを返してシングルレッグへ。切ったスーイームゥクゥが飛び込みに左を合わせ、右ジャブを伸ばす。圧でケージを背負うスフバットだが、スーイームゥクゥもカウンター狙いで自らは動かない。
スフバットはボディストレートも届かず、ケージの前を回る。スーイームゥクゥは飛びヒザも、これを取ったスフバットがテイクダウンを決める。スーイームゥクゥは腰を切って腕十字へ。ゆすって腕を抜こうとしたスフバットだが、肩抜き後転の動きから上を向かされるとタップした。