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【Eternal MMA85】キャッパーの左でダウンを喫するも、マルチネスがグラウンドで削りユナニマスで下す

<ライト級/5分3R>
デヴィッド・マルチネス(豪州)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ウェズ・キャッパー(豪州)

マルチネスが左ミドルから左ローへ。キャッパーを下がらせ、右スピニングバックキックを見せる。ケージ中央で距離を詰めたキャッパーが右ストレートを当てる。その後はサークリングを続けるキャッパーが左ジャブ、右ボディストレートから顔面へワンツーを伸ばす。時おりサウスポーにスイッチするキャッパーは、左右に回りながら左フック、右ストレートを当てていく。マルチネスがニータップで組みつき、ダブルレッグに切り替えてリフトからキャッパーに背中を着かせた。

キャッパーはスクランブルから立ち上がり、マルチネスをケージに押し込む。切り返したマルチネスは、右腕を差し上げてキャッパーを押し込み、引き倒してグラウンドへ。ハーフガードのキャッパーに対し、右腕を差し入れてパンチで削るマルチネス。キャッパーは潜りからスクランブルを狙うも、マルチネスがケージ際でバックに回った。右足を差し入れ、左手首を押さえたマルチネスは肩固めを狙う。体を起こしたキャッパーのバックに乗るも、キャッパーが前に振り落としてパンチを浴びせた。離れたキャッパーはアウトボクシングに戻り、サークリングから右ストレート、左フックを突き刺していった。

2R開始早々、キャッパーはサークリングへ。サウスポーにスイッチし、ワンツーでダウンを奪ったキャッパーは、組みつこうとするマルチネスを突き放した。しかし食らいついたマルチネスが、ダブルレッグからグラウンドに持ち込む。ハーフガードのキャッパーを右ヒジで削るマルチネス。キャッパーは右腕を差し上げ、ガードに戻したものの、その足を捌かれパスを許してしまう。キャッパーがケージに背中を着けてガードに戻すも、マルチネスがキャッパーの右足を抱えながら右の拳を打ち込む。再び背中を着いたキャッパーに、またも肩固め→バックを狙いつつ、ハーフガードになったキャッパーをエルボーと鉄槌で削り続けた。

最終回、やはりキャッパーがケージを背負ってサークリングする。左ジャブを突いて距離を測るマルチネスだが、続く右は届かない。キャッパーが左ジャブを突き刺す。距離を詰めたマルチネスが左ヒジをクリーンヒットさせ、さらにボディロックから後方に投げた。これまでと同様、ハーフガードを取るキャッパーをヒジと鉄槌で削るマルチネス。キャッパーは両目尻から出血しており、顔面は血に染まっている。亀の状態から腰を起こしたキャッパーからバックマウントを奪ったマルチネスが、四の字フックで右腕を首に回して絞め上げる。しかしキャッパーのアゴが入っており、凌いだキャッパーが仰向けになりスクランブルへ。

両者がスタンドに戻り、打ち合いを展開する。左腕で首相撲に持ち込んだマルチネスが左ヒジを連打し、さらにキャッパーをケージに押し込む。離れたキャッパーが距離を取ると、マルチネスも首相撲からヒザを突き上げる。左ジャブからサークリングするキャッパーを追うマルチネスが、右腕を差し上げてキャッパーをケージに押し込むも、突き放したキャッパーの右ストレートが上がる。残り10秒で打ち合いを展開して試合を終えた。

裁定はマルチネスがユナニマス判定勝ちを収めた。


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