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【K-1 WGP】スポーンがセフォーを料理

Spong vs Sefo■第3試合 FINAL16/3分3R
タイロン・スポーン(オランダ)
Def.3R終了/判定3-0
レイ・セフォー(ニュージーランド)

【写真】的確なスポーンの攻撃に、終盤はセフォーが勝負を諦めたように見られた場面もあった (C) WORLDSKICKs

レイ・セフォーが、ルスラン・カラエフの欠場により、FINAL16の出場権を勝ち取った。だが、対戦相手は“百獣の王”タイロン・スポーンだ。あまりにも、条件が悪いセフォーが、いかに闘うのか注目が集まった。

1R、スポーンは前蹴り、右ローキックで攻撃。セフォーは、どっしりと構えて左フックで迎え撃った。スポーンのインローに対して、セフォーもローキックを返す。右フックを合わせるスポーン。インローを連発でセフォーの体勢を崩し、優位のままラウンドが終了した。


2R、左フックで攻撃するスポーン。セフォーは右フック、前蹴りとリズムを作っていく。さらに右アッパーで襲い掛かる。スポーンの左フック、右ローキックが入り、主導権を取り戻す。ところが、セフォーのバックキックが入ると、スポーンが失速。チャンスと見たセフォーは、一気に勝負をかける。だが、これに耐えたスポーンは反撃。ほぼ互角に持ち込んだ。

3R、ペースを握ったのはスポーンだ。左ローキック、さらにワンツーを決めてセフォーを追い込む。セフォーは左ローキックで反撃するが、かわしたスポーンは、左右のフックでKOを狙う。劣勢のセフォーは、なんとノーガード戦法。しかも、何発か被弾するが、倒れなかった。スポーンが有利のまま、試合終了。最後までペースを握ったスポーンが判定勝ちを収めた。

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