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【DEEP119】42歳・水野がANIMALに判定勝利「40代はもう無理? そんなことはない!」

【写真】TD&グラウンドで優位に立った水野。3Rには腕十字のチャンスも作った(C)MMAPLANET

<メガトン級/5分3R>
水野竜也(日本)
Def.3-0:29-28.30-27.29-28
ANIMAL☆KOJI(日本)

サウスポーの水野が左ストレートを伸ばす。ANIMALは右ストレートとインローを返す。水野が左ストレートからのダブルレッグでテイクダウンしてバックへ。ANIMALは水野を前に落とし、ハーフガードで上になる。ANIMALは細かくパンチを入れるが、水野が左手を差して立ち上がり、首相撲からヒザ蹴りを入れる。試合がスタンドに戻ると、ANIMALがインロー。水野は左ストレートから右フックを返す。

ANIMALが右フックで前に出て、水野も右フックを返す。水野は左ストレートから入り、左のヒザ蹴り。ANIMALは水野の前足にローを集め、右ストレートで前に出る。水野は右フックを返して左のヒザ蹴り、テイクダウンのフェイントを入れる。ANIMALは右のインカーフを蹴り、水野が左ストレートで前に出る。

2R、水野が左ストレートを当て、ANIMALが右のインカーフを蹴る。右から突っ込むANIMALに対し、水野は右フックを返す。水野はシングルレッグに入りつつ、離れ際のヒザ蹴りを狙う。距離が離れるとANIMALは右のインカーフ、水野は左ストレートを見せつつ左のヒザ蹴りと左ミドル。ANIMALは右のインカーフとワンツー、水野は左ストレートから入って右フックを返す。

ANIMALは軽快なステップからインカーフとワンツー、水野は左フックを見せてシングルレッグへ。そのままケージに押し込むとダブルレッグでテイクダウンし、ハーフガードでトップキープする。水野が体を起こしてパンチとサッカーボールキック。立ち上がったANIMALも半身の水野に右フックからパンチをまとめる。

3R、水野が右フックを当て、ダブルレッグで組みつく。ケージから引っこ抜くようにテイクダウンし、ANIMALの右足をまたいでハーフガードでトップキープする。水野はパンチを打って肩固めを狙いつつ、ヒジを落とす。マウントをとった水野が腕十字へ。ANIMALが立ち上がり、水野がシングルレッグでケージに押し込む。ここで両者の動きが止まり、レフェリーはブレイクを命じる。

再開後、ANIMALが右ストレート。水野のシングルを切ってパンチを落とし、水野が引き込んで下になる。ANIMALがハーフガードでトップキープしてパンチを落とし、水野はケージに体を預けて立ち上がる。再び水野が引き込むと、ANIMALは立ち上がって殴り合いを要求。しかし水野がシングルレッグで組みついて試合終了となった。

判定は3-0で水野が勝利。試合後、水野は「タイトルマッチを意識して堅くなってしまいました」と試合を振り返り「自分は今42歳、今年で43歳になるのですが、周りからそろそろ引退?と言われます。でもそれは昔の常識で、俺たちが作っている常識はもっと高いところです。40代はもう無理? そんなことはないです!」と叫んだ。


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