【写真】奥山の左ヒザ蹴りとベクムルザエフの左フックが何度も交錯。最終的にパンチを当てたベクムルザエフが判定勝利を収めた(C)ONE

＜キックボクシング138ポンド契約／3分3R＞
テミルラン・ベクムルザエフ（ロシア）
Def.3-0
奥山雅仁（日本）

奥山はベクムルザエフの右ローをかわして、ミドルを蹴り返す。奥山はベクムルザエフの前進に合わせて左のヒザ蹴り。ベクムルザエフはそのヒザをもらいながらも左フックからパンチをまとめる。ベクムルザエフは左ボディから左フック、右ローから左フックと左フックにつなげるコンビネーションで攻める。奥山もジャブ・右ストレートを当て、右ヒザ蹴りから右ストレート。左右のヒザ蹴りでベクムルザエフを下がらせる。

2R、奥山はジャブと左ミドル。ベクムルザエフが入ってくるところに左右のヒザ蹴りを当てる。ベクムルザエフがスピニングバックフィストからインローを蹴ると、これがローブローとなってしまう。再開後、ベクムルザエフが右ローと左フック、左ボディで突っ込む。奥山はそのベクムルザエフに左のヒザ蹴りを2連発し、右ストレートで前に出ていく。

3R、ジャブからパンチをまとめるベクムルザエフ。奥山は左のヒザ蹴りを合わせて左ボディ。クリンチの攻防が続く中、奥山のヒザ蹴りがローブローになってしまう。再開後、ベクムルザエフがジャブから右フックを強振。これを当てると左右の連打で襲い掛かり、スピニングバックフィストも叩き込む。奥山も右ヒザ蹴りを狙うが、ベクムルザエフがパンチで攻勢を印象をつけた。判定は3-0でベクムルザエフが勝利。奥山はONEデビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。

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