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【UFC296】激しいトラッシュトークの結末は…エドワーズがポイントゲームで完勝&王座防衛

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]レオン・エドワーズ(英国)
Def.3-0:49-46.49-46.49-46.
[挑戦者]コルビー・コヴィントン(米国)

構えを小刻みにスイッチするコヴィントン。エドワーズも構えをスイッチし、ジャブを見せながら前に出ていく。コヴィントンはサウスポーから左ミドルと左ストレート、エドワーズは左フックを返す。

互いに見合う状態が続き、サウスポーのコヴィントンがワンツー、エドワーズもワンツーを返して左フック。コヴィントンがシングルレッグに入ると、エドワーズは深く組ませずに距離を取る。エドワーズは構えをスイッチしながらジャブを見せ、サウスポーから左ロー、オーソから右の前蹴り。1Rはかなりコンタクトが少ないラウンドだった。

2R、コヴィントンはサウスポーから左ミドル。エドワーズもサウスポーから右フックと左ローを見せ、じりじりとプレッシャーをかけていく。下がるコヴィントンが前に出ようとすると、エドワーズは左ストレートを見せ、左ハイキックを飛ばす。

コヴィントンがジャブを突くと、エドワーズもすぐに左ストレートを返して左ロー・右の前蹴りも見せる。コヴィントンも右ジャブや右ローを蹴るが手数が少ない。このラウンドもコンタクトが少ないまま終わった。

3R、サウスポーのコヴィントンがシングルレッグに入る動きを見せる。エドワーズはじりじりプレッシャーをかけ、サウスポーから左ローを当てる。コヴィントンが前に出ると、エドワーズが右フックを合わせて、すぐに左ローを蹴る。

コヴィントンは右フックからダブルレッグに入り、エドワーズにケージを背負わせさせずにテイクダウンする。しかしエドワーズはすぐに立ち上がって左ハイ。逆にエドワーズがダブルレッグに入ってテイクダウンを奪うと、深追いはせずに立ち上がる。

試合がスタンドに戻るとエドワーズは変わらず左ローを単発ながら蹴り続け、コヴィントンは蹴り足をとってテイクダウンを狙うが倒せない。エドワーズが距離を測りながら左ローを当てた。

4R、コヴィントンは上体を沈めてハイキック、ダブルレッグでテイクダウンを狙うと、エドワーズはニンジャチョークを狙う。これにはコヴィントンもテイクダウンをあきらめて首を外す。

距離が離れるとエドワーズは構えをスイッチしながら左の三日月蹴り。コヴィントンが再びダブルレッグで組みついてテイクダウンを狙うが、エドワーズは左手を小手に巻いて倒れない。

距離をとったエドワーズは左の三日月蹴りと左ストレート、左ロー。コヴィントンがシングルレッグに入ると、エドワーズがそれを潰してバックをうかがう。スクラングルの攻防になると、コヴィントンが一瞬バックを取るが、エドワーズがコヴィントンを前に落として立ち上がる。

5R、エドワーズはオーソドックスに構え、サウスポーのコヴィントンに右ミドルを蹴る。コヴィントンも右ミドルを蹴り返すが当たりは浅い。エドワーズはサウスポーに構えて右フックを打つ。コヴィントンはシングルレッグから足を高く持ち上げてテイクダウンすると、エドワーズは半身になって立ち上がる。

脇を差し返しながら正対したエドワーズは、コヴィントンをテイクダウンしてバックへ。コヴィントンが前に落とそうとすると、エドワーズは三角絞め、腕十字を仕掛ける。これを外してインサイドガードでトップキープするコヴィントン。足を一本抜くも、エドワーズが無理に動かずに殴られないことに徹する。コヴィントンがハーフガードで上になったまま試合終了となった。

試合前に激しいトラッシュトーク繰り広げたエドワーズとコヴィントンだったが、試合はコンタクトの少ないポイントゲームとなり、エドワーズが判定勝利&王座防衛に成功した。


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