【DEEP116】テイクダウンを奪いまくった雅が、グラウンドでもコントロールし窪田にフルマーク判定勝ち
【写真】テイクダウン、グラウンドコントロールでも雅が上回った(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分2R>
雅駿介(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
窪田泰斗(日本)
サウスポーの窪田が一気に距離を詰める。左右フックからシングルレッグで入った窪田は、左腕を差し上げて雅をケージに押し込んでいく。ケージ際の攻防でヒザを突き上げた雅は、ボディロックからグラウンドに持ち込んだ。
一度は立ち上がった窪田だが、再び背中を着かされてしまう。ハーフガードの窪田に鉄槌とヒジを落とす雅。窪田は下から雅の頭を抱えている。雅は窪田の左わき腹に右ヒザを連打する。さらに窪田の腕を振りほどいた雅は、強烈な右ヒジを落としていった。
ここでレフェリーがブレイクをかけ、スタンドで再開される。ケージ中央で右ハイを見せた雅に対し、窪田はフェイントから組むチャンスをうかがう。窪田が左ストレートをボディに伸ばした。雅は首相撲からヒザを突き上げ、窪田をケージに押し込む。クラッチすると、そのままテイクダウンを奪って初回を終えた。
最終回、パンチを狙う窪田に対し、雅が首相撲を仕掛ける。ここは窪田が離れた。窪田の左ストレートに対し、雅の右ローが窪田の下腹部を捕らえてしまった。ここで試合は中断され、休憩後に再開される。再開後、窪田は組んで行くも雅にスプロールされてしまう。反対に雅がボディロックから窪田に尻もちを着かせた。立ち上がる窪田をケージに押し込み、ヒザを突き刺していくも、レフェリーがブレイクをかけてローブローの注意を与える。
再開後すぐに組んだ両者だが、テイクダウンを奪ったのは雅だ。バックマウントからRNCを狙い、窪田がうつ伏せになるとパンチで削る。四の字フックで組んだ雅は、バックから左腕を差し上げて窪田をコントロールする。パンチで削り続ける雅に対し、窪田も反転して立ち上がったが、パンチをかわされタイムアップとなった。