【UFN230】マルチネスがインローでヤネツの足を破壊してTKO勝利。「次はトップ5と戦いたい」
<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
Def.2R2分26秒by TKO
エイドリアン・ヤネツ(米国)
サウスポーのマルチネスに対し、ヤネツはマルチネスの外側にサークリングする。マルチネスはインローを蹴り、ヤネツは左から右フックとパンチを見せていく。確実にインローをヒットさせるマルチネス。ヤネツは右ミドルと右ストレートを見せるが、マルチネスのインローで右足が流れ、明らかにダメージを負った素振りを見せる。
ヤネツも必死にパンチを振り回すが、マルチネスのインローが当たると動きが止まる。そこにマルチネスはインローを蹴り続け、たまらずヤネツは寝転び、グラウンドに引き込もうとする。事実上のダウンとも言える状況で、もちろんマルチネスは付き合わない。
2R、マルチネスのインローがローブローとなり、試合が止まる。再開後、ヤネツが前に出てマルチネスは首相撲へ。組みついたヤネツはマルチネスをケージまで押し込み、離れ際にスピニングバックエルボーを見せる。
距離が離れるとマルチネスはインロー。ここでヤネツが2度目の引き込みを見せ、レフェリーもヤネツのダメージを確認しつつ、試合はスタンドに戻って続行となる。マルチネスは左ストレートとインロー。ケージを背負うヤネツにインローを蹴り込むと、ヤネツは苦悶の表情で崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。
試合後、マルチネスは「彼は良いボクサーだったから、足を狙うゲームプランだった」とインローによるKO劇を振り返り「次はトップ5と戦いたい」と上位ランカーとの対戦をアピールした。