【DWCS S07Ep04】間合いを完全コントロール、KO勝ちのプラチスとオキ&ピーターソンがUFCへ
<ライト級/5分3R>
カルロス・プラチス(ブラジル)
Def.2R1分24秒by KO
ミッチ・ラミレス(米国)
ONE Warrior SeriesからLFA、そしてコンテンダーシリーズで戦う機会を得たプラチスはサウスポーの構えから左ローを蹴っていく。前足を蹴られて、姿勢を乱すラミレスはパンチの連打で距離を詰めるもスピードがない。プラチスは左ミドルを決めるが、直後にラミレスが組んでテイクダウンを決める。そのままサイドで抑えたラミレスはケージ際に移動すると、プラチスはケージを背負ってバタフライガードに。ここからスイープを決めたプラチスは、抑えにいかず立ち上がる。
左ハイ、ヒザ蹴りから首相撲のプラチスに対し、ラミレスがボディを連打する。離れたプラチスに左を打ち込んだラミレスが左ローを連続で見せるも、左ストレートから左ヒザを被弾する。それでも右ミドルから右を返したラミレスだが、引き続きジャブから左ストレートを顔面に受ける。さらに左杯ハイから左ストレート、右フックを決めたプラチスが圧を掛ける。ここでも左ストレートをクリーンヒットさせたプラチスが左アッパー、左ヒザを繰り出す。離れてはハイ、テンカオのプラチスが初回をリードした。
2R、間合いを測るプラチスが、ラミレスの前進に左を振り下ろす。続け左カーフ、左ストレートを決めたプラチスに対し、ラミレスが組むことができない。プラチスがジャブ、左ミドルを蹴り、左ストレートへ。一旦離れて、狙いすませた左ストレートを打ち込むとラミレスが後方に倒れ勝負は決した。
ダナ・ホワイトはブラジ・オキ、トーマス・ピーターソンが文句なしという表情で契約を告げると、ティモシ―・クアンバには「まだ早い。最低も自分からすると真っ当でなかった。いつか、またその日はやってくるだろう。でも、今日じゃない」と通告。さらにマルコ・トゥーリオに対しても、「新しいブラジルのスターが必要だ。サンパウロ大会もある。ただ安全に戦っていた。サインできない」と不合格を伝えると、もう1人のブラジリアン=30歳のプラチスとの契約を伝えた。
「火曜日の夜にここに来るということは、ワンショット・ワンナイトなんだ。過去のシートは手にしているけど、それを読ませるよりも、自分が何者なのかを今夜見せる必要がある。こんな紙切れは意味がない。この紙に書かれている記録が素晴らしいモノであるなら、この場でそれを証明してほしい。火曜日の夜は、私に『イエス』と言わせる場だ」とダナはコンテンダーシリーズで戦う意味を説明した。