【UFN258】先にダウンを許したジョーンズが逆襲。最後はマウントからのヒジ連打でオキに逆転TKO勝利
<ライト級/5分3R>
メイソン・ジョーンズ(英国)
Def.2R3分18秒 by TKO
ブラジ・オキ(ベルギー)
ジョーンズが関節蹴りと左ミドル。オキがボディへのジャブ、右のオーバーハンドと左フックを返す。ジョーンズはジャブと左ハイ、左フックで前に出る。オキはジョーンズの蹴り足をキャッチして右ストレートから左フック、続く右でダウンを奪うと中腰の態勢から鉄槌を連打する。立ち上がるジョーンズだが、オキがすぐに打撃で前に出て左右のフックを打ち込む。
これを凌いで距離を取ったジョーンズが左ジャブを返す。オキも右フックをかぶせて左フックまで返す。積極的にパンチを繰り出すオキだが空振りも多い。逆にジョーンズはジャブと前蹴りを当てて前に出てジャブと左フック、今度はジョーンズが右アッパーから左フックを当ててオキがバランスを崩して倒れる。
ジョーンズはオキの首に手をまわしてギロチンを狙いつつ、垂直ヒジを連打する。オキも何とか立ち上がるがジョーンズはそのまま組みついてオキの足を払ってテイクダウン→再びヒジを落とす。ジョーンズはここから上四方まで回り込み、オキの左腕を取ってキムラロックへ。これは外されたジョーンズだが上四方で抑え込み、今度はオキの右腕にキムラを狙い、ラウンド終了となった。
2R、ジョーンズがじりじりと前に出て左ハイ、細かくジャブを当てる。オキも下がりながらジャブを返すが、ジョーンズは下がらない。ジョーンズが右ストレートと右の前蹴り。オキが左右のローを蹴ると、ジョーンズはジャブをコツコツと当てる。オキは右ストレートを伸ばし、互いにスピニングバックエルボーを繰り出す。ジョーンズが細かいパンチで前に出ると、オキがダブルレッグへ。ジョーンズはこれを切ってテイクダウンを許さない。
逆にジョーンズが右ストレートから組みつくと四つからの外掛けでテイクダウンし、すぐにマウントへ。ジョーンズがマウントキープしながら左右のヒジを連打。オキがこのヒジを浴び続けたところでレフェリーが試合を止めた。1Rに先制のダウンを奪われたジョーンズだったが、ダウンを奪い返した上での逆転TKO勝利を収めた。