【UFN258】KSW王者=手強いロベルト・ルハワに、スピードある打撃でウィリアム・ゴミスが勝ち切る
<フェザー級/5分3R>
ウィリアム・ゴミス(フランス)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ロベルト・ルハワ(ポーランド)
地元の大声援を受けるゴミスが、ルハワに右カーフを蹴る。KSW王者からUFC初出場のルハワも左をアウトローを蹴り、右前蹴りを蹴る。サウスポーのゴミスは左ミドル、右カーフを蹴る。続いて左を当てたゴミスは、ルハワのハイをブロックして左ミドルを決める。パリのファンはラマルセイエーズの大合唱でゴミスを後押しするも、ルハワがボディロックテイクダウンを決めてサイドで抑える。足を戻したゴミスは、左腕を差してスクランブル。ルハワはケージにゴミスを押し込みワキを潜ってバックへ。
ゴミスは即反応して胸を合わせて、離れる。左ミドルを決めたゴミスが前蹴り、ルハワのステップインをバックステップして左ミドルを引き続き決める。ルハワが組むが、体を入れ替えたゴミスが最後に三日月を効かせた。
2R、すぐに左を伸ばしたゴミスが、左ミドルハイからローを蹴る。ルハワも右ミドルを返し、組みついてく。ゴミスはヒザを腹に突き上げて離れると、ワンツーを入れる。ダブルレッグを再び切り、エルボーを見舞ったゴミスだが今度はボディロックテイクダウンを取られる。ルハワはハーフで抑え、スクランブルでバックへ。ゴミスはエルボーを後方に放ち正対する。ルハワはそのままケージに押し込む。残り15秒で離れたゴミスのスピニングバックキックに観客席が大いに沸いた。
最終回、ゴミスはルハワのフックをかわしてスピニングバックフィストを狙う。かわしたルハワが前に出ると、アイポークがあったとアピールし試合が中断する。ドクターチェック後、試合再開にルハワが応じる。拳を握るよう注意を受けたゴミスは左ストレート、左ミドルから左インローを蹴る。互いに意地のスピニングバックフィスト狙いも揃って空振りに。
ゴミスはテイクダウンを切ってボディにヒザを突き刺す。ルハワはスピニングバックキックを2度見せるが、打撃戦に削られてきたか。ゴミスは右カーフ、テイクダウン狙いを切って逆にケージにルハワを押し込む。体を入れ替えながら、エルボーを見せて離れたゴミスが左ミドル、右ローを蹴る。ルハワはダブルレッグを切られ、エルボーを被弾し厳しい譲許いうに。と、残り1分強でルハワの左ハイがゴミスを捕らえ、動きが一瞬止まる。
逆転をかけてラッシュのルハワだが、エルボーをヒットされ動きがガクンと落ちる。バックに回ったゴミスは、ケージにルハワを押し込みダブルレッグでテイクダウンを決める。残り10秒をバックコントロールしたゴミスが、3-0で判定勝ちを収めた。