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【Bellator x RIZIN02】ヴェタ・アーティアガ戦に向けて、渡辺華奈「詰将棋で一本を取っていく」

【写真】終始、微笑みを湛えていた渡辺 (C)MMAPLANET

20日(木)、東京都新宿区のFIGHTER’S FLOWジムで30日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN02」内のBellator x RIZN02でヴェタ・アーティアガと対戦する渡辺華奈が公開練習を行った。

柔道着着用で内股や大内刈りを披露した渡辺。

その後の共同取材でMMAPLANETの質問に対する、彼女の返答を抜粋してお届けしたい。(※要約)


──海外での試合はファイトウィークの過ごし方も厳しかったと伺っています。ファイトウィークを日本で迎え、メンタルや肉体面で違いはありますか。

「そうですね、時差もなくギリギリまでチームで練習できたり、ケアに当てたりできることは凄く有難いです」

──eFIGHTの安藤啓雄記者の質問(前戦=イリマレイ・マクファーレン戦の判定負けを受けて、Bellatorのジャッジを考慮して戦うことはあるかという質問に対し、「取捨選択をしてポイントの振り分けをし、印象付ける戦い、抑えるのではなくパウンドでダメージを与えたうえで一本、TKOを狙う」と渡辺が返答)と重なってしまうのですが、前回の試合の判定負けを受けてポイントメイクとフィニッシュという課題を挙げられていました。対戦相手のアーティアガは敗北は多いですが、フィニッシュはされていません。彼女の柔術的な防御能力に関して、どのように考えていますか。

「やっぱりディフェンスは上手いなと思います。パワーもあるので、スイープしたりだとか、不用意にいくとギロチンを合わされたりだとか、そういうところも考えられるので雑にならずに一つ一つをクリアして、詰将棋で一本を取っていくようにしたいです」

──仮に取り切れなかった時、ポイントゲームになるとアーティアガは殴られても前に出てくるので印象が良くなることも考えられます。渡辺選手が如何に殴らせないかも考えないといけないところかと思いますが、貰わずに組みつけるということに関しどの程度自信を持っていますか。

「100パーセント貰わない。被弾0というように全てを貰わらず避けるのは難しいと思うんですけど、相手の強味に合わせて組む練習もしてきました。もちろん打撃の練習もずっとやってきて、私の方がリーチも長いのでそういうところも生かしながら戦う練習もしてきました。なので自信はあります」

(C)BELLATOR

──柔道技を仕掛けるために、即近づくと被弾する恐れがあります。
結果、ダブルレッグのような離れた所から入れるという面も成長してきました。そこに対し、さきほど言及されたていたアーティアガにはギロチンがあります。グリップを何度も変えるギロチンへの警戒心は?

「練習でもトレーニングパートナーの選手にギロチンをたくさん掛けてもらって、対策はしています。まずはその形に入らせないようなポジションを取る練習をしているので、大丈夫だと思います」

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