【UFC119】ノゲイラ兄弟揃い踏み、因縁の対決へ
19日(月・現地時間)ズッファより、9月25日(土・同)にインディアナ州インディアナポリスのコンセコ・フィールドハウスで開催される、UFC119「MIR vs NOGUEIRA 2」の対戦カード第一弾の正式発表があった。
【写真】前回の対戦では2R1分57秒ミアのTKO勝ちとなっているが、兄弟揃い踏みでノゲイラが雪辱を果たすか (C) ZUFFA
UFCにとって初開催となる中西部インディアナポリス大会は、NBAのインディアナ・ペイサーズや、WNBAのインディアナ・フィーバーの本拠地として、約18,000人の収容を誇る同所で行われる。
そのメインで対戦するのは、08年12月のUFC92で、TUFシーズン8のコーチ対決として同世界ヘビー級暫定王座を争ったフランク・ミア×アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの再戦となる。良い人ミノタウロと、毒舌ミアという両者のキャラクターが注目を浴びた前回の対戦では、ミアが打撃でノゲイラに圧勝するという意外な結果に終わっているが、負傷を抱え、敗北後も言い訳にしなかったミノタウロだけに、今回の対戦では万全のコンディションで挑んでもらいたいものだ。
また、同大会では、ホドリゴ・ノゲイラの実弟アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラの参戦も決定、TUFシーズン8覇者で、TUFフィナーレから数えてUFC公式戦4連勝中、MMAでも11戦11勝(※加えていうと、TUFシーズン8で3勝を挙げている)のパーフェクトレコードを持つライアン・ベイダーと対戦する。
【写真】シーズン1に並ぶ最高のサバイバル戦といわれたシーズン8ライトヘビー級を制したライアン・ベイダーと、その肩を抱いて喜ぶミノタウロ・ノゲイラ (C) ZUFFA
TUF8でベイダーはチーム・ノゲイラに所属。しかも、セレクションでノゲイラが1番手に指名したお気に入りのファイターだった。ノゲイラの期待通り、シーズンを制したベイダーが実弟と対戦するのも、ちょっとしたドラマといえるだろう。
尚、ノゲイラ兄弟の揃い踏みは、06年7月のPRIDE無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND以来。この時は、ホジェリオがアリスター・オーフレイムを、ホドリゴがファブリシオ・ヴェルドゥムをそれぞれ破っている。さらに同大会ではジョシュ・バーネットに敗れたマーク・ハントが、インディアナポリス大会でUFCデビューを飾り、シェーン・マッコールと対戦することも決まっている。
ちなみにUFCにとっての兄弟揃い踏みは今年1月のUFC109、ダン&ジョー・ローゾン兄弟の同時出場以来となる。
■UFC119「MIR vs NOGUEIRA 2」対戦決定カードは下記の通り
<ヘビー級/5分3R>
フランク・ミア(米国)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
ライアン・ベイダー(米国)
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
マット・セラ(米国)
クリス・ライトル(米国)
<ライト級/5分3R>
メルビン・ギラード(米国)
ジェレミー・スティーブンス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
マット・ミトリオン(米国)
ジョーイ・ベルトラン(米国)
<ヘビー級/5分3R>
マーク・ハント(ニュージーランド)
シェーン・マッコール(米国)
<ウェルター級/5分3R>
TJ・グラント(カナダ)
ジュリオ・パウリノ(米国)
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