【Road to UFC2023Ep01】Road FCの新星イ・ジョンヒョン、マーク・クリマコのMMAに完封負け
<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
イ・ジョンヒョン(韓国)
フィリピン系米国人、AKA所属のクリマコ。Road FCの新星イ・ジョンヒョンはイ・ユンジュンがコーナーを務める。サウスポーのクリマコが左ロー、さらに右ジャブを伸ばす。イ・ジョンヒョンはスイッチを織り交ぜ、右を繰り出す。互いにローを出し、クリマコが右を当てる。クリマコの組みに首相撲のイ・ジョンヒョンだが、左腕を差されヒザを打たれケージに押し込まれる。イ・ジョンヒョンは回って離れると、右アッパーを見せる。さらに右ハイキックのイ・ジョンヒョンは直後にテイクダウンを許し、スクランブル。ウィザーから胸を合わせて立ち上がるも、クリマコがケージに押し込む形で落ち着く。
ダブルに移行して尻もちをつかせたクリマコは、バックを取り切れなかったが再びケージにイ・ジョンヒョンを押し込む。首相撲&ヒザ蹴りからシングルレッグでテイクダウンを決めたクリマコ、イ・ジョンヒョンがスクランブルに持ち込み立ち上がる。ここもケージに押し込み、ヒジを入れたクリマコが初回を取った。
2R、クリマコが右ジャブを伸ばし、左ローを蹴る。さらに左ハイを狙い、インローを削るクリマコは右フックをヒットさせる。イ・ジョンヒョンは右ローも、ステップインからワンツーでまたも右を被弾する。右ローを蹴られ、より蹴りの数が増えたクリマコは右を決め、テイクダウン狙いのフェイクを見せる。左を当て、前に出たクリマコが右をヒット。イ・ジョンヒョンはローに右を合わせ、テイクダウン狙いにも反応するが攻撃は後手に回っている。
イ・ジョンヒョンはローに右を合わせ、テイクダウンを狙いを切ってパンチを纏めようとするが、逆にクリマコのパンチを貰う。左を当て、左インローを決めたクリマコは、シングルレッグを切られ左右に回る。左を当て、テイクダウン狙いに反応したイ・ジョンヒョンを首相撲に捕えてヒザを突き上げたクリマコが左インローを続ける。
前に出るイ・ジョンヒョンに対し、クリマコがワンツーを決める。イ・ジョンヒョンは左が届かず、逆に左を被弾。前に出たイ・ジョンヒョンの右を受けたクリマコが、直後にテイクダウンを仕掛け時間となった。
最終回、イ・ジョンヒョンが左ジャブを当て、右ローも右フックを受けそうになる。足を使ってジャブのクリマコだが、イ・ジョンヒョンも左を返す。間合いを一度外したイ・ジョンヒョンはダブルレッグを切り、首相撲からヒザを入れる。直後に左を当てたクリマコがボディロックでケージに押し込む。ボディロックに移行させずに離れたイ・ジョンヒョンが左カーフも、拳のヒットがない。
逆にクリマコが左カウンターを当て、右ジャブも届かせる。左フックに合わせようとしたダブルレッグは察知されたクリマコだが、左右のフックをヒットさせて圧を掛ける。ケージを背負ってジャブを打たれたイ・ジョンヒョンは、前に出たところでダブルレッグでテイクダウンを許し万事休す。残り1分を切り、クリマコがハーフで抑える。背中を預けて立ち上がったイ・ジョンヒョンは、ワンフックで襷に取られ前方に崩される。スクランブルから離れたイ・ジョンヒョンがラッシュをかけるも、クリマコはカウンターのダブルレッグを見せる。
ここで時間を迎え、クリマコがフルマークの判定勝ちを収め──準決勝で鶴屋怜と戦うことが決まった。