【UFC288】「どっちのレスリングが上か?」。KO勝ちでUFC初陣を飾ったアリスケロフがボー・ニコルを指名
<ミドル級/5分3R>
イクラム・アリスケロフ(ロシア)
Def.1R2分10秒by KO
フィル・ホーズ(米国)
昨年のコンテンダーシリーズで、UFCと契約した13勝1敗のアリスケロフのオクタゴン初陣。ホーズの右カーフをかわしたアリスケロフは、間合いを測りながらジャブからボディを狙う。左ミドルを蹴ったホーズに対し、アリスケロフが右カーフを蹴る。ホーズは左前蹴り、ミドルでアリスケロフを突き放し、ステップインに右クロスを合わせようとする。さらに左ミドルを入れたホーズはアリスケロフの右ミドルに右を当て、さらに左ミドルを続ける。
右に回っていたアリスケロフは右ハイもバランスを崩して、ヒザをマットにつく。アリスケロフはすぐに立ち上がり、ミスを打ち消すように距離を詰めてパンチを振るい首相撲へ。ヒザからヒジもバランスを崩したアリスケロフだったが、直後のワンツーの右がホーズのアゴを打ち抜く。この一発でホーズが完全にノックアウト──。
インタビューでボー・ニコルをコールアウトしたアリスケロフは「彼はダゲスタン人ファイターと戦いたいと言っていただろう。どっちのレスリングが上か決めよう」と話した。