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【Bellator295】菊入正行、シュルケヴィッチに右を打ち抜きベラトールデビューで見事なKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
菊入正行(日本)
Def.2R4分33秒by KO
アレクセイ・シュルケヴィッチ(ロシア)

右ローを蹴った菊入が、カーフを続ける。シュルケヴィッチのワンツーからのステップインをかわした菊入は左を打たれる。左の前蹴りもワンツー、ローに左を合わせて行くシュルケヴィッチがジャブを伸ばす。菊入も左を打ち返し、ワンツーで前に出る。シュルケヴィッチは引き続き、ローに左右のパンチを当て、リードフックを振るう。ワンツーにも打ち返した菊入の急所にシュルケヴィッチの左ローが当たる。

再開後、左フックを当てた菊入が左ミドルを決める。しかし、左フックから右を当てられ姿勢を乱す。前に出るところでパンチを打たれが菊入だが、ワンツー=右から左を当ててダウンを奪う。

シュルケヴィッチは組みに移行してバックへ。菊入は胸を合わせて体を入れ替え、逆にケージに押し込む。右を打って離れたシュルケヴィッチのアッパー、フックで動きが止まった菊入は低い姿勢のテイクダウン狙いを切られ、クリンチへ。離れたところで時間となり、ダウンを奪ったが初回は落とした。

2R、シュルケヴィッチが蹴りを使って前に出ていく。菊入は右のカウンターを入れ、左ジャブを当てる。右を入れ、逆に右を受けた菊入は右カーフを蹴る。ジャブで前に出て、右フックの菊入に対し、シュルケヴィッチも右を打ち返す。ボディから上を殴る菊入、シュルケヴィッチをローを蹴る。

互角の攻防のなかで、左前蹴りを入れた菊入はスピニングバックフィストをかわす。ワンツーをかわし、右カーフの菊入が左ボディを入れ、左フックを振るう。一発のインパクトはシュルケヴィッチが上なので、攻撃を纏めたい菊入が左を被弾し、ワンツーで後退する。踏み止まり左フック、左ジャブの菊入はしっかりと打ち合うなかで左ミドルを蹴る。さらに前蹴りを見せ、ワンツーに左を合わせにに行く。シュルケヴィッチはジャブを当て、右を振るってくるがやや疲れているか。

菊入は間合いを外したシュルケヴィッチを追いかけ、ジャブから右を打ちこむ。この一発でシュルケヴィッチがダウン、菊入が右のパウンドを落とすとレフェリーが試合を止める。ケージに駆け上がり「日本人、なめんじゃねぇ」と叫んだ。一発では劣勢の打ち合いのなかで、手を出し続けシュルケヴィッチを疲れさせた菊入、ロシア人としっかりと戦ったうえでのKO勝ち──だった。


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