【DEEP OSAKA IMPACT2023#01】ジャブ&右でペースを握った岩本が、小手川の右からラッシュでKO負け
【写真】見えないところから右が飛んできたか……(C)SHOJIRO KAMEIKE
<フェザー級/5分3R>
古根川充(日本)
Def.2R2分46秒by TKO
岩本達彦(日本)
右カーフから左ジャブを伸ばす岩本、古根川も右ローを返す。ジャブに右を合わせて行く古根川に対し、岩本が右を打っていく。やや遠目のレンジで試合が進み、岩本が右カーフ。古根川の右オーバーハンドをかわして、ここも右カーフを蹴る。ジャブを貰っても、踏み込んで右を当てた古根川だがボディから右フックのコンビ、続いてジャブを打たれる。近い距離で組んで鉄槌を見せた岩本は、シングルに入られてエルボーを頭部に落とす。
離れてジャブ、ワンツーの岩本が右を被弾する。直後のシングルレッグを切ってキムラを狙った岩本だが、セットできずボディロックテイクダウンを許して下のまま時間となった。とはいえップの古根川にも効果的な攻撃はなかった。
2R、右からパンチをまとめた岩本が、右を2度、3度と打ち込む。さらにジャブを当て、左フックを被弾した古根川が右フックで前に出る。岩本は左ミドル、左ジャブ、古根川は殴られても前に出る──が右フックを被弾し、動き止まるシーンも。誘ってパンチを入れる岩本のペースで試合は進み、古根川はジャブから右に打たれる。
距離を詰めては殴られる古根川だが、思い切り振り抜いた右の直撃を受けた岩本が、一旦離れながら腰が落ちる。こけパンチをまとめた古根川が逆転KO勝ちを決めた。