【PFL CS2023#04】キムラ&腕十字&肩固めで攻めたてたソウザがライアにスプリット判定勝ち
<ライト級/5分3R>
マノエル・ソウザ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
パウロ・ライア(ブラジル)
身長で大きく上回るライアが、足を使うソウザを追う。ここでソウザが左右フックを振るいながら前に出て来ると、ケージに追い込まれたライアがダブルレッグへ。ソウザは尻もちを着かされるも、左腕を差し上げて、キムラを狙いつつリバーサルする。立ち上がったライアは左腕を差し入れてソウザをケージに押し込む。
ケージ際で四つで組み、切り返したソウザがシングルレッグからグラウンドに持ち込んだ。ライアは上を取り返すも、ソウザが三角から腕十字へ。これを凌いだライアに対し、ハーフガードから潜りこむソウザ。ライアはソウザの左足を抑えながら左鉄槌を落としていく。ここでソウザがライアの左足を取って外ヒールを狙う。ライアが立ち上がると、そのままヒザ十字に切り替えた。
ソウザの連続攻撃を凌いだライアは、トップを奪われるも三角で捕える。ソウザは頭を抜いてトップをキープし続けた。
2R、ライアがプレスをかける。ソウザはパンチを顔面に集めながらダブルレッグで組みつきドライブする。ライアに背中を着かせたソウザに対し、ライアはスクランブルから右腕を差し入れてソウザをケージに押し込む。ケージを背にしながらライアの左腕を取ったソウザが、キムラに捕えながらグラウンドに持ち込んだ。腕十字に切り替えるソウザ、ライアは完全に腕を伸ばされたかに見えたが、凌いでトップへ。
サイドポジションを奪ったライアは、ソウザの顔面に右パウンドを叩きつける。ハーフガードに戻そうとするソウザに対し、逆側に回ったライアだが、ここでソウザがキムラで切り返した。回転して逃れるライアに、しつこく食らいつくソウザがキムラの形を整えていく。ここも凌ぐライアの左腕を離さず、腕十字に切り替えたソウザが、下から極めにかかるもライアが凌ぎきった。
最終回、ライアがガードを固めて距離を詰める。ソウザはライアの右フックをかわして至近距離でパンチを振るうも、ライアは右アッパーを突き上げた。一旦下がってからパンチで攻め込むソウザは、左右フックを当ててからダブルレッグでテイクダウンを奪う。トップからパウンドを連打し、肩固めへ移行するソウザ。ライアはソウザの左足を挟んでディフェンスし、ケージキックから起き上がる。
そのままテイクダウンを奪いに行ったライアに対し、ソウザがキムラで切り返す。下からライアの左腕を取りながらリバーサルしたソウザが、キムラとストレートアームバーを散らし、さらにアメリカーナにも切り替える。すべて凌ぐライア、ソウザはハーフガードのライアを抑え込むが、ここでレフェリーが試合を中断。ソウザの左グローブのテープがはがれたようだ。
テープを貼り直して試合は再開。ケージキックを狙うライアに対し、ソウザは再び肩固めを狙う。しかしライアがフルガードに戻す。そのライアをケージに押し込んだソウザが、パウンドを連打していく。動くソウザをニーオンザベリーで抑えるソウザが、最後も肩固めを狙っったものの極まらず試合が終了した。
キムラ、腕十字、ヒール、肩固めとサブミッションを狙い続けたソウザに対し、それを全て凌いで反撃したライア--ノンストップファイトはソウザがスプリットで制した。