【BRAVE CF66】左ミドルのパニャレス、ファハッドの右ローが股間を直撃。ノーコンテストに
<バンタム級/5分3R>
モハメッド・ファハッド(インド)
NC 2R
ルエル・パニャレス(フィリピン)
上背で上回るファハッドがカーウ、前蹴り、ハイにミドルと蹴りを多用する。距離を伺う両者、パニャレスはハイキックを見せた直後にダブルレッグでケージにファハッドを押し込み、リフトアップからテイクダウンを決める。直ぐに立ち上がったファハッドはヒザ蹴りをボディに入れ、パニャレスが離れると左ハイで顔面を蹴られそうになる。左カーフを走られたファハッドは右インローを蹴り、サウスポーのパニャレスも左インローを返す。
ファハッドは右ミドルハイを走らせ、左ロー。両者が拳の距離にならない試合は、残り90秒に。パニャレスが左ミドルを決めファハッドは蹴りのフェイクを繰り返し、サイドキックを見せる。左ミドルから左フックを入れたパニャレスに対し、ファハッドも右ミドルからロー、前蹴りを入れる。パニャレスは最後にダブルレッグでテイクダウンを決め、ファハッドが立ち上がるが初回を失った。
2R、すぐに左ハイを蹴ったファハッドが右前蹴りから右ハイを狙う。しかし、パンチが全くなくパニャレスは蹴りからパンチにつなぐ。しかし、ファハッドの右ローが急所に入りパニャレスがキャンバスの上をのたうち回る。インターバルを置き、試合が再開されるとファハッドが右ミドルを入れる。
パニャレスの左ミドルに右を合わせていったファハッド。パニャレスも同時に右を振るう。ファハッドはワンツーで前に出るが、パニャレスがバックステップで距離を取る。ジャンプしてフロントキック、そして左右のハイを見せたファハッドの右ローが再びパニャレスの急所に入る。パニャレスも左ミドルを繰り出した時だけに、カウンターのように蹴りが急所を捕らえる。股間を抑えて立てないパニャレス、5分を経ても戦闘態勢には入れず試合はノーコンストとなった。