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【UFN38】タフネスぶり発揮し、マルドナードが殴り勝つ

2014.03.24

<ライトヘビー級/5分3R>
ファビオ・マルドナード(ブラジル)
Def.3-0: 29-27, 29-28, 29-28
ジャン・ヴィランテ(米国)

右から左を振るって前に出るヴィランテが、開始直後にボディロックからテイクダウンしサイドを奪う。しっかりとサイドから抑え込むヴィランテは、逃げようとしたマルドナードのバックコントロールへ。立ち上がろうとするマルドナードの太腿にヒザを連打し、起き上がると後方にテイクダウンを奪い直す。サイドからニーインザベリーを狙い、足を戻されたヴィランテだが抑えてパンチを落していく。ハーフのマルドナードがギロチンに抱えるも、足を抜いてサイド、頭も抜いたヴィランテがトップを取り続ける。ヴィランテは振りの大きなエルボーを空振りするが、細かいエルボーを落とし、最後もパウンドをまとめた。

2R、左を受けたマルドナードが左ジャブをダブルで返す。さらにワンツー、ダブルを連打するマルドナードだが、シングルからバックに回られる。自ら尻餅をつき、バックマウントを狙ったヴィランテがマルドナードの起き上がり際にヒザの連打を入れる。前頭部をカットし、顔面を真っ赤に染めるマルドナードがパンチで逆襲に出る。

残り2分、大きく息をするヴィランテは右フックから左ストレートを被弾する。さらに左ジャブを受け、ワンツーからボディを攻められるヴィランテ。マルドナードは勢いづいて連打で攻め込み、ヴィランテのテイクダウン狙いを切る。左右のフックでマウスピースを吐きだしたヴィランテは、アッパーを受けガードも下がったところで、2Rがタイムアップとなった。

最終回、右ストレートで動きを止められたヴィランテから、正面から正座するようなテイクダウンを狙うもマルドナードが簡単に切る。スタンドに戻りフック、左ジャブでヴィランテを追い詰めるマルドナード。大きく肩で息をするヴィランテのボディを連打する。ヴィランテも右を返すと、もっと殴れとアピールしたマルドナードが、タフネスぶりを発揮してパンチの連打で前に出る。

残り90秒、組みついたヴィランテだが、両膝をついてギロチンに捉えられる。頭を抜いたヴィランテに、連打を打ち込むマルドナード。息も絶え絶えのヴィランテはテイクダウンに失敗し、しゃがみ込む。立ち上がったところでフックの連打を受けたヴィランテ。よく立っていられると思うぐらいパンチを被弾する。スタンドでパンチを受け続けたヴィランテ、レフェリーのハーブ・ディーンがなぜ試合をストップしないのか不思議なくらいパンチを受け続けたヴィランテは、判定で勝ち目はなかった。

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