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【Shooto2022#06】制空圏を制したのは後藤丈治。距離を詰めた加藤ケンジを左カウンターで沈める

【写真】ローで相手の足を止めた後藤が、左カウンターでフィニッシュ(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
Def.2R3分50秒 by TKO
加藤ケンジ(日本)

ともにサウスポー。いきなり加藤が右を放つ。それを後藤がかわすと、加藤はオーソドックスにスイッチ、さらにスイッチを繰り返す。後藤が距離を詰めると、加藤がオーソドックスから左ローを当てる。フェイントを見せる加藤に対し、プレッシャーをかける後藤の左ストレートが加藤の顔面をかすめた。加藤にケージを背負わせた後藤は、左インローを当てて、スイッチする加藤に前蹴りを当てる。

いきなり距離を詰める加藤。相手の左ローをキャッチした後藤が、足を払うと加藤は尻もちを着くも、すぐに立ち上がった。加藤が踏み込みで距離を潰し、右アッパーを当てると後藤がグラつく。さらに加藤の右アッパーをもらい、バランスを崩す後藤。しかし加藤も後藤の右ハイを食らって下がる。加藤の右ジャブに、後藤が右フックを合わせた。さらに左ストレートを伸ばす後藤は、右ジャブで加藤の踏み込みを防ぐ。残り1分のところで後藤が左ハイを当てる。

加藤は後藤のローの蹴り足を払いながらパンチを当てた。パンチの交錯からフラついた加藤に、パンチの連打を浴びせた後藤だったが、かわした加藤がバックに回る。後藤は加藤の右腕を取ってキムラへ。腕を抜いた加藤をそのままケージに押し込んでいった。

2R、加藤がスイッチしながらパンチのフェイントを見せる。左ストレートを伸ばす後藤。しかしこのラウンドは加藤がプレッシャーをかけていく。後藤が押し返して左右のロー。加藤は左右のフックから、前に出て来る後藤に左ローを当てる。後藤もローを連打、加藤は左ストレートを当てた。後藤のローが効いたか、オーソドックスで戦うことが多くなった加藤に対し、後藤が蹴りを散らす。

プレッシャーをかける加藤に対し、後藤が離れ際の蹴り、さらに左ストレートをヒットさせる。二段蹴りで右ミドルを当てた後藤がローで追いこむ。左ストレートを返す加藤は、再びサウスポーへ。後藤は左ミドルから左ロー、さらに左ストレートをボディに伸ばした。この一撃で動きが落ちた加藤が、いったん下がってから距離を詰めたところに後藤の左ストレートがカウンターでヒット。加藤は崩れ落ち、レフェリーが試合をストップした。


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