【Pancrase329】井村塁が地元・立川で快勝。平田丈二をRNCで破り、連敗から脱する
【写真】セコンドに石渡伸太郎が就くようになった井村が、復活の一本勝ち(C)SUSUMU NAGAO
<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
Def.2R2分38秒 by RNC
平田丈二(日本)
サウスポーの平田に対し、左ジャブを突きながら右ローを見せる井村。平田の左ストレートをかいくぐり、右足へシングルレッグで組みついた井村がケージへドライブ。左腕を差し上げて平田を押し込む。再びシングルレッグに切り替えた井村は、ハイクラッチへ。左右に揺さぶるも平田は倒れない。離れた平田はケージ中央へ。右を見せる井村に左ストレートを繰り出す。井村のワンツーをかわして右ジャブを当てる平田。井村が前に出ると回ってかわした。
井村の右ローに合わせて左ストレート、さらに右フックを当てた平田が、左ボディストレートを突き刺す。距離が詰まると左で迎え撃ちながら距離を保つ。平田はコツコツと左ボディストレートを当てる。井村は右ミドルで平田の動きを止めようとするが、平田は左へ。相手の蹴りの打ち終わりに組みついた井村が、そのまま平田をケージへ押し込んでいった。1Rのジャッジは1名が10-9で平田、2名が10-9で井村につけている。
2R、左ジャブで相手を下がらせる井村。組みついて右腕を差し上げ、ケージ際へ持っていく。右足を絡めた井村、しかし平田も足を外して離れる。前に出る井村に対して、カウンターで左を当てる平田。井村も右ストレートをクリーンヒットする。
ケージを背負った平田が前に出ると、組みついた井村が四つからグラウンドに持ち込む。両脇を指して相手の足を畳みながら、バックに回った井村がRNCを狙う。
4の字ロックから右腕を回した井村。平田も一度はクラッチを外したが、井村が再びチャレンジしたRNCでタップを奪った。