【RFC Korea02】端貴代、徹底的に組んでドローに持ち込む
<女子59 キロ契約/5分2R>
端貴代(日本)
Draw
キム・ジヨン(韓国)
いきなりワンツーを打ち込むキム・ジヨン、端は組んでケージに押し込むも、左に回り込まれ距離を取られる。左ジャブ、右ストレートだけでなく接近戦でアッパーやボディも見せるキム・ジヨンに対し、端はヒザを受けながら組んでいく。体を入れ替えたキム・ジヨンが、ヒザを突き上げる。端が押し返したところで、ブレイクが掛かり右眉上の傷のチェックを受けることに。再開後、前蹴りを繰り返すキム・ジヨンに対し、端は大きく距離を取った。
パンチを受けつつも組みついた端。キム・ジヨンが首を抱えヒザを放つ。シングルからダブルに切り替えた端は投げを打たれながらも、すぐに起き上がってダブルレッグでキム・ジヨンをケージに詰める。ケージにもたれテイクダウンを許さないキム・ジヨンだったが、逆側に体を振られ背中をマットにつける。端はすぐにパスに成功しバックへ。残り1分、足はフック仕切れておらず下になる可能性もある端だったが、下になりつつ三角絞めを狙う。ここでタイムアップとなり、初回はキム・ジヨンの打撃が端の組技をリードしたか。
2R、すぐにケージに押し込まれた端は、距離ができると果敢にパンチを放ち、一旦は距離を取る。キム・ジヨンのアッパーを受けそうになりながら、端は組んでいくもすぐに体を入れ替えられる。今度は端が押し込むが、ブレイクが掛かる。右ボディを打った端、キム・ジヨンは左ジャブから左フックを放つ。ここでも組んだ端、キム・ジヨンは回り込みスペースを作ってパンチを見せる。端はすぐに組んで頭を押し付けていくも、ケージに押し込み切れない。
キム・ジヨンは距離ができると左ジャブを中心にボクシングで攻める。端は徹底して組みつき片足を抱えて、小外掛けでテイクダウンを奪う。残り45秒、サイドに回った端はやや乗りすぎだったが、キム・ジヨンが動いたことでパンチを落せる位置に入る。しかし、ここでタイムアップとなり、試合はジャッジの裁定に委ねられることに。右手を挙げて勝利をアピールするキム・ジヨン、結果はドローに。キム・ジヨンの打撃に下がらず組み続けた端、最後のテイクダウンが彼女を救った形でドローとなった。