【PFL2022#04】計量終了 崖っぷちのジェレミー・スティーブンスが坊主頭で計量クリア
【写真】髭も剃られており、思わず見返さないと確信が持てないが──確かにジェレミー・スティーブンスだった (C)PFL
16日(木・現地時間)、17日(金・同)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2021#04の計量が行われた。
ライト級レギュラーシーズンマッチ4試合とシングルマッチ1試合、ライトヘビー級シーズンマッチ5試合に出場する全20選手が無事パスしている。
ライト級で勝ち星を持っているランク上位の潰し合いが組まれ、昨年優勝のハウス・マンフィオはセレモニアル計量が終わり、「5勝0敗なのにまたアンダードッグ? なぜだろうね(笑)。でもスーパータフな相手だとは分かっている。オッズはバランスをみているんだろうね。でもベットするなら僕に、だよ」と笑顔で語った。
そのマンフィオと戦うオリヴィエ・オバメルシェは昨シーズン最終戦で、対戦予定のナタン・シュルチが欠場しボーナス獲得の機会を逸しレーオフ進出争いから脱落した。その際に、結果的に昨シーズン優勝者となるマンフィオにエレベーターの中で顔合わせ、「そのおかげで僕は残れた」と感謝されたという。
「彼は良いヤツなんだよ。そんな彼と対戦して今年は痛めつけないといけないのはちょっと思うところあるけど、それが僕の仕事だから。100万ドルのことは少し考える。でも、プレーオフ進出できるかどうかということで、ナーバスになることないよ。ただ戦うだけだから」とオバメルシャは話した。
一方、メインで戦うクレイ・コラードとアレックス・マルチネスはまず後者が「何が何でもやりとげる。だからここにいるんだ。タフなテストはファイターにとって良いことだから、とても楽しみにしているよ。自分が何を試合で出せるのか、それがとても重要になってくる。どういう風に説明したら良いのか分からないけど、神がいつも僕を見守ってくれているから自信を持って戦うことができるんだ」とインタビューに答えた。
対して、コラードはプレーオフ進出が懸かった大会でメインで戦う直前に、愛娘が誕生し「彼女をこの腕で抱いて何とも言えなくなった。でも、試合に集中している。賞金を家に持ち帰ることが家族のためだからね。生まれる前にコトを終わらせて抱きたかったけど、また戻って彼女を抱きしめるよ。少しでも早くKOをして、家に帰りたいかって? タフな相手を用意してくれたよ。でも俺はいつでもKOするために練習している。3Rか2Rか、1Rなのか。とにかく倒す」とコメントした。
現在0P、プレーオフ進出には少しでも早くフィニッシュ勝利し、ポイント上で上位選手にプレッシャーを与えたいジェレミー・スティーブンスは、頭を丸めてステージに登壇。1ポンドオーバーリミット丁度の156ポンドでスケールを終え、マイルス・プライスと戦うのみとなっている。
■視聴方法(予定)
4月21日(木・日本時間)
午前8時00分~DAZN
■ PFL2022#04計量結果
<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード: 155.2ポンド(70.39キロ)
アレックス・マルチネス: 155.8ポンド(70.66キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.8ポンド(93.34キロ)
ブルーシ・ソウト: 205.2ポンド(93.07キロ)
<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.8ポンド(70.66キロ)
<ライト級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)
マイルス・プライス: 155.2ポンド(70.39キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ: 203.2ポンド(92.16キロ)
テオドラス・オークストリス: 204ポンド(92.53キロ)
<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
マーチン・ヘルド: 155.6ポンド(70.57キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 204.8ポンド(92.89キロ)
デラン・モンチ: 205.6ポンド(93.25キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 206ポンド(93.44キロ)
ヴィクトル・ペシュタ: 205.8ポンド(93.34キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.6ポンド(93.25キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.6ポンド(93.25キロ)
<ライト級/5分3R>
ジェイク・チルダース: 155ポンド(70.31キロ)
ナサニエル・ジェナーマン: 155ポンド(70.31キロ)