【ONE156】マイキー、今成の右腕ごと足でフックしRNCで一本勝ち。5万ドル・ボーナスに涙
<グラップリング143ポンド(64.86キロ)契約/15分1R>
マイキー・ムスメシ(米国)
Def.4分09秒by RNC
今成正和(日本)
座ったマイキー、今成はガードの中に入り右足を取ってワキに抱える。ストレートフットロックの今成がキャッチを奪う。マイキーもクローバーリーフ気味に足関節をセットしてキャッチ、防いだ今成はヒザ十字で再度キャッチのコールを得る。
足を抜き、パスから一気にマウントを取ったマイキーは、ハーフに戻されてもすぐに足を抜き今成のロールに合わせてバッククラブ、四の字フックへ。今成の右腕の上からフックしなおしたマイキーは、自らの右腕をアゴの上に絡みつける。と、そのままワンアームで喉下に潜り込ませRNCをセットし──今成がタップ。
一本勝ちしたマイキーは「イマナリは彼の世代のレジェンド。リング……ケージを彼とシェアできてアメージングだった。足関節の攻防は楽しくて、クールで安心して戦えた。肩をあげると、アゴが上がる。アゴが下がると、肩も下がる。僕はコンセプト・オブ・ボディと呼んでいるだ」と意気揚々と話していたが、5万ドルのボーナスに涙声になり、「祖母が3月に亡くなり、暫らく試合に出ていなかった。試合に戻って、最初に試合で5万ドルを獲得できるなんて。違う大陸にきて、生活を始めた。ミスター・チャトリ、ありがとう」と話した。