【The Shooto OKINAWA06】1Rにバックを奪った地元・南風原、川北がギロチン&TDで盛り返しドロー
【写真】両者の表情の違いは、地元でドローと敵地でドローの違いか……(C)SHOJIRO KAMEIKE
<バンタム級/5分2R>
南風原吉良斗(日本)
Draw.0-0:19-19.19-19.19-19
川北晏生(日本)
昨日の計量で、1度目にパスせず髪の毛を切るという破天荒な行動で再計量をパスした南風原と、NEXUSで安永有生を下した川北の一戦。ローの蹴り合いから川北が右を2度当てる。さらに右を見せた川北に対し、南風原は左ハイも空振りに。右を被弾し組みついた南風原がシングルレッグ、ボディロック狙いも川北が体を入れ替えて、ケージに押し込んでいく。ケージの前で2度、3度とポジションを入れ替えるなか、南風原のダブルレッグを切った川北が離れて右を入れる。
南風原の右から左を当てて組むや、引き込んでからリバーサルを狙う。腕を差してバックを譲らなかった川北だが、オタツロック・ツイスターで下の状態からネックロックを仕掛ける南風原に対し、腕を引き寄せてしまい背中に回られてしまう。川北は立ち上がるが、、四の字フックから右足を伸ばした南風原が自ら倒れこみグラウンドに持ちこむ。仰向けてオタツロックで南風原がバックを制したまま、初回が終わった。
2R、左から右を当てた川北が、再び右をヒットさせる。クリンチでケージに押し込み、シングルの川北だが、南風原がウィザーで耐える。南風原が押し込み返し、互いに細かいパンチを打ち合う。腰に乗せて小手投げを狙った南風原は、そのまま初回と同じようにバックを伺いつつ、前方に落とされるとハーフガードを取る。左腕を差してレッスルアップでリバーサル狙いも、川北がギロチンから後方回転しマウントを取る。ブリッジでリバーサルの南風原はハーフでトップも、川北のギロチンが続く。ギロチン&ヴァンフルーの攻防で、川北が肩ブリッジからスクランブルへ。立ち上がって胸を合わせた状態で、川北が南風原をケージに押し込む。シングルを肩越しのキムラで耐える南風原が引ひこんでそのままスイープ。さらにマウントを狙うが。足を取った川北はレッスルアップで、南風原をケージに押し込む。ウィザーで耐える南風原は、最後にテイクダウンを許し下になり試合終了を迎えた。
初回は南風原、2Rは川北──という見方がなりたつが、結果はジャッジ3者とも19-19をつけ痛み分けとなった。