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【PFL CS2022#08】元WWEプロレスラーのミシェルが、USオープン優勝レスラー=キャトラインに判定勝ち

<女子ライト級/5分3R>
ジェスリン・ミシェル(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジャッキー・キャトライン(米国)

元WEEプロレスラーのミシェルと、2度のUSオープン優勝のレスラー=キャトラインの33歳、プロMMA2戦目同士のマッチアップ。左ジャブを伸ばすミシェルに対し、キャトラインが左ローを蹴る。さら右を伸ばしたキャトラインは、ミシェルの連打に組んでいくが切られる。続いて踏み込みの甘いダブルレッグからクリンチも、ミシェルは離れてローを蹴る。姿勢を乱したキャトラインが立ち上がりながらダブルレッグ、ここもテイクダウンは奪えない。

キャトラインはワンツー、ミシェルはカーフキックからスーパーマンパンチへ。レベルチェンジしたキャトラインがシングルレッグでテイクダウンを奪うと、ミシェルのスクランブルに小外掛けで倒し直してバックへ。ミシェルはケージを利して足をフックさせずに立ち上がる。正対されると右を打ちながら離れたキャトラインが、ダブルレッグでリフトアップしスラム気味にテイクダウンを決める。

再びバックに回ったキャトラインは足をフックせずにRNCへ。サイドバックのような形でRNCを続けたキャトラインは、背中を取ってパンチ。残り10秒でRNCをセットアップするが、ここも足のフックが甘くミシェルが腹ばいになり逃げきった。

2R、セコンドのロクサン・モダフェリに「ジャブを使って」とアドバイスを受けたミシェルはステップを踏みながら、構えを変えて腕を揺らす。ローを続けるミシェルは、テイクダウンを警戒してか近づくことができない。スピニングバックフィストも空振りしたミシェルはローに右を合わされる。キャトラインも蹴りのブロックが危ういが、ヒザのタイミングで組んでいく。ヒジを放って離れたミシェルが、左リードフックを受けた直後に左ミドルを入れる。さらにミシェルは後ろ回し蹴りからスーパーマンパンチ、そして首相撲でヒザを蹴り上げる。これを受けたキャトラインがパワフルならワンツーを決め、ローで前に出る。

ミシェルもカーフを返すが、キャトラインの右オーバーハンドや左フックを勢いで上回るか。テイクダウンを見せつつ右を入れたキャトラインはケージを背負って右を被弾。ミシェルはテイクダウンを切って、ヒザを腹から顔面に入れる。残り30秒を切り、ローの蹴り合いから今度はキャトラインがヒザを狙うも空振りに。ミシェルはスピニングバックフィストをかわされ、キャトラインが組んできたところでヒザを入れラウンド終了。ミシェルがラウンドを取り返したか。

最終回、サウスポーに構えたキャトラインがオーソに戻すが、ミシェルが右を打ち込みヒザの追撃を繰り出す。スイッチして左ミドルを入れたミシェルだったが、直後にキャトラインがダブルレッグでテイクダウンに成功する。ハイガードのミシェルは三角狙いから中途半端なオモプラッタへ。体を跨ぎ、腕を抜いたキャトラインがトップで抑える──が、ミシェルのスイープ狙いから試合はスタンドに戻る。

ミシェルがスーパーマンパンチ、そしてワンツーを入れる。勢いがあるのはミシェル、キャトラインは疲れたか足が前に出ない。動きも落ちたキャトラインはケージに押し込まれる、ヒザを太腿に受ける。ダーティボクシングでアッパーを入れたキャトラインに対し、ミシェルは離れて右を入れる。またもスーパーマンパンチを決めたミシェル。キャトラインがこの踏み込みに対処できず、動きを止まってしまうようだ。

残り1分を切り、キャトラインがワンツーを入れる。ミシェルはワンツーからスリー、さらにパンチを纏めてケージに詰まったキャトラインにニーを見舞っていく。ワンツーにダブルレッグのキャトラインだが、ミシェルが切って時間となった。結果、ミシェルが3-0の判定勝ちを手にした。


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