【Gladiator017】メインは大番✖ギブレインのヘビー級タイトル戦。神田✖福島でバンタム級王座決定戦
【写真】混戦バンタム級。組みで制した竹本が福島に敗れた一戦を目の当たりにして、神田の選択は?(C)MMAPLANET
30日(水)、GLADIATORより5月1日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator017の対戦カードが発表された。
メインではGLADIATORヘビー級チャンピオンの大番高明が2019年7月以来、2年10カ月振りのグラジ出場でカルリ・ギブレインを迎え撃ち防衛戦を行う。
コメインではバンタム級王座決定戦として神田T800周一✖福島啓太がマッチアップされた。
この他、バンタム級王座を計量失敗で剥奪され、再起戦では福島啓太に判定前を喫した竹本啓哉とエダ塾長こうすけ、土肥潤✖清水俊一という渋すぎるバンタム級マッチが並んでいる。
またライト級で王座を目指すことを明言しているMMAとブラジリアン柔術の二足の草鞋を履いたキャリアを積む井上啓太は、対戦相手探しが難航しているという話が伝わっていていたが──レンジャーハントと一戦が決まった。
かつて大宮ハントの名で修斗、グラジエイターで活躍してきたレンジャージム代表が、なんと6年5カ月振りに実戦の舞台に立つ。ひょうひょうとした井上が、喧嘩に強いタイプのハントを相手にMMAを見せることがデキるか。
そのライト級では井上に敗れて以来のグラジ参戦となる元DREAMERSの八木敬志が、後藤陽駆と戦うことも決まった。
WARDOGでチョモランマ1/2を下しウェルター級王座に就いている八木が、ライト級に階級を下げてもウェルター級同様のパワーファイトを発揮できれば、この階級の台風の目になる可能性は十分にある。それだけに八木がどのような体形で、どのような試合を見せることがデキるのか、注目だ。
さらに1月大会でグラジ初陣を一本勝ちで飾った中西テツオが、久保健太と戦うフライ級も気になるところで。フライ級王者NavEがRIZIN出場も完敗を喫し、宮地友一が修斗で惜敗するなど、フライ級のトップが他イベントで苦戦しているフライ戦線を揺り起こす中京対決in 大阪──となるか。
今大会も1月と同様にPROGRESSよりグラップリング戦の3試合の提供が予定されており、そのカードの発表も待ちたい。