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【UFN202】体重超過のロン・チュウ。バハモンデスの打&組みに成すすべなくニンジャチョークにタップ

【写真】一言で言えば力量が違っていた。バハモンデスは落ち着き払ってロン・チュウを倒した(C)Zuffa/UFC

<160ポンド契約/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.3R1分40秒by ニンジャチョーク
ロン・チュウ(中国)

まず左ジャブを当てたバハモンデスが、右ローを入れる。左を振るって前に出るロンを前蹴りで突き放したバハモンデスが、ローにつなぐ。ロー、右ストレートを小刻みに構えを変えて決めるバハモンデスが左ストレート、そして左ジャブを入れる。ロンもローからジャブを繰り出すが、構えをチェンジした直後の左を被弾するなど、迷いながらの打撃戦になっている。

つまりは自身のペースであるバハモンデスがジャブやストレートを当て、ボディにも拳を打ち込む。一気に距離を詰めたロンがダブルレッグも、バハモンデスがギロチンをセット。自ら背中をつけて防御したロンはエルボーから左のパンチを受けて厳しい展開に。潜るとギロチン、背中をつけるとエルボー&パンチを打ち込むバハモンデスが、最後はヒザをボディに入れ初回が終わった。

2R、左右のフックで前に出たロンがボディストレートを決めて、圧を高める。バハモンデスは前蹴り、左ジャブもロンがボディにワンツーを打ち込む。バハモンデスも蹴りのフェイクから、右ストレートをヒットさせる。ロンはボディから左フックと手数が増える。バハモンデスは右ジャブを2つ、そして左ハイへ。直後に腹を殴られてもロンは圧を掛けていく。ただし、パンチが当たるのはバハモンデスの方でスイッチしつつジャブを間断なく届かせている。

カウンターの左ジャブを受けて、頭が後方に反れながら思い切り右オーバーハンドをロンが放っていく。距離をとってかわしたバハモンデスが、ジャブ、ハイ、左ストレートと放ち、ボディ以外は攻撃を受けない。さらにジャブ、前蹴り、右クロスのバハモンデスがボディを効かせ、ジャブから右ストレート、最後にスピニングバックキックを決めた。

最終回、パンチの回転数を上げ、一気に組んだロンだがテイクダウンは奪えない。離れたバハモンデスが左ストレートをヒットさせ、首相撲&ヒザをボディに突き刺す。と1分経過頃にダブルレッグでテイクダウンを決めたロンだったが、バハモンデスが即フックスイープを決めて上下を入れ替えると、スタンドで待ち受ける。ミドル、左ストレートを受けたロンはダブルレッグを仕掛けたが、バハモンデスはスプロールしながらギロチンチョーク。背中をつけたロンを絞め続けタップを奪った。


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