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【DEEP106】ヒリヒリした攻防から右カウンター一閃、福田龍彌が伊藤裕樹にKO勝ち

【写真】まさにギリギリの駆け引きのなかで放たれた右フック、からのパウンドアウトだった(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
福田龍彌(日本)
Def.2R0分35秒 by TKO
伊藤裕樹(日本)

ともにサウスポー、前に出る伊藤に対し福田はガードを固めて距離を取る。ローで探る伊藤、福田はフェイントを織り交ぜて圧をかけ返す。福田が距離を詰めたところで、伊藤が左ロー。福田も強い左ローを返した。伊藤のパンチをかわした福田が組み付き、ボディロックでグラウンドに持ち込んだ。ケージ際で立ち上がる伊藤のバックを狙う福田。伊藤は福田のクラッチを崩しながら正対するも、福田はそのまま右腕を差し上げて伊藤をケージに押し込む。福田が首相撲でコントロールしているかに見えたが、ここでレフェリーがブレイクをかけた。

ケージ中央では打撃を繰り出す伊藤に対し、福田が様子をうかがう。左ガードを固めて右フック、右ジャブを当てる福田。伊藤も左ストレートを伸ばしていく。足を滑らせた福田に対し、すぐさま伊藤が上を取りに行くも、福田が立ち上がり伊藤をケージに押し込む。伊藤も切り返すが、最後は福田が伊藤を押し込んで終えた。


2R、下がりながら組み付こうとする福田の顔面を、伊藤の右が捉える。伊藤がさらに攻め込むと、福田が下がりながら右フックをヒット。体勢が崩れた伊藤を左ストレートで追撃した福田が、そのままパウンドを落とし続けてレフェリーストップを呼び込んだ。

試合後、左目上から出血が見える福田がマイクを持ち、現代社会へメッセージを送りつつDEEP佐伯代表に次の試合をアピールした。


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