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【PFL CS2022#01】シーズン出場へ、一発勝負スタート。コナンの息子ジョシュ・シルヴェイラに注目

【写真】メインで戦うシルヴェイラとジュマ。ファン投票とパネリストがレギュラーシーズン出場を決める。そのポイント換算などは分からないが、圧倒的に米国人ファイターが有利なのではないだろうか(C)PFL

17日(金・現地時間)、18日(土・同)から8週連続でフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series。その第1週=ライトヘビー級の計量が行われ、出場8選手が問題なくパスしている。

PFL CSでは1階級で4試合、8人の選手がレギュラーシーズン出場枠を賭けて戦う。4試合の勝者の中から1人がオールスタージャッジの判断と、米国での配信媒体のfubo TVのファン投票で決定されるという仕組みだ。

明日のライトヘビー級の4試合はタイロン・ウッドリーと元FLプレイヤーのレイ・ルイスが務める。


一発勝負のトライアウトマッチ、何が起こるか予想はできないが、再注目はメインに出場するジョシュ・シルヴェイラであることは間違いない。

メジャーへの登竜門、LFAでライトヘビー級とミドル級のチャンピオンになっているシルヴェイラは、MMAパイオニア世代の1人でATTヘッドコーチのマーカス・コナン・シウヴェイラを父に持つ。

とはいえシルヴェイラはアリゾナ州立大レスリング部での活動を終え、現地のパワーMMA & FitnessでMMAキャリアをスタートさせ、すぐにアリゾナ・コンバットクラブへ移籍。トレバーとトッドのラリー兄弟にMMAの手ほどきを受けている対し。アマチュアで4連勝を飾ったシルヴェイラに父はフロリダに戻って来るよう命じ、プロキャリアはATT所属ファイターとして父をコーナーに積んできた。

柔術の手ほどきは子供の頃から受けていたシルヴェイラだが、彼の強味はテイクダウンからパウンド及びトップでの柔術だ。対戦相手のジュマは南スーダン人ファイターでエジプトのブラックブルズMMAを拠点にエジプトのローカルショーからUAEWで戦績を積み上げ、チャレンジャーシリーズ出場の機会を得た。

テイクダウンからパウンドやエルボーという力強いファイトが持ち味のジュマだが、全てにおいて荒い。その荒さをシルヴェイラが恐怖と感じるか、組み易しと思うかで試合の流れは決まるだろう。

■視聴方法(予定)
2月19日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■ PFL CS2022#01計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・シルヴェイラ: 205ポンド(92.99キロ)
モハメド・ジュマ: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレクサンダー・ポペック: 205.6ポンド(93.25キロ)
テイラー・ジョンソン: 204.2ポンド(92.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
トラヴィス・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)
ブルーシ・ソウト: 202.4ポンド(91.80キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイルズ・エイモス: 205.6ポンド(93.25キロ)
カール・ウィリアムス: 205.2ポンド(93.07キロ)

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