【LFA123】フライ級ケージレスリングバトルで、デイヴィスがブレジンスキーを倒しキャリア5勝0敗に
【写真】フォーミガ出場のLFAフライ級戦線で、良質なケージレスリング&スクランブルが見られた(C)LFA
<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ペイトン・ブレジンスキー(米国)
素早い左ジャブで前に出たデイヴィスが右に繋げる。嫌そうな顔を見せたブレジンスキーだが、即ダブルレッグでテイクダウンに成功する。背中を譲って立ち上がったデイヴィスが胸を合わせるも、ワキを潜ったブレジンスキーがバックに回り再度テイクダウンを決める。スクランブルにもバックコントロールを続けるブレジンスキーが、足を刈ってバランスを崩す。
立ってはボディロックから倒され、スタンドに戻るという展開を繰り返すデイヴィスはようやく離れると、フックを振って前に出る。左フックを被弾して、腰が落ちたブレジンスキーはテイクダウンを取り直す。ここでデイヴィスがスクランブル~バックから胸を合わせるとスイッチしてバックを奪い返す。後方にテイクダウンを決めたデイヴィスは、バックを取ってRNCという流れで勝ち星を得てきたブレジンスキーに両足をフック。デイヴィスは残り20秒でRNCをセットするが、ブレジンスキーは時間に救われた。
2R、レスリングの攻防で再びバックを取ったデイヴィスが、自ら尻をつけて寝技に持ち込む。ワンフック、続いて両足をフックしたデイヴィスは、フックを払われてヒザ立ちになったブレジンスキーに対して、シートベルトでコントロールし続ける。
背中ごしにデイヴィスをケージに押し込んだブレジンスキーが立ち上がるが、バックを取られた状態が続く。デイヴィスは正面に回ったヒザを急所に入れ、ダブルレッグへ。ここもバックに回ったデイヴィスは、背中をついてRNCへ。残り1分、初回ほどタイトでなく絞めを解いたブレジンスキーは、ラウンド終了まで背中を取られ続けた。
最終回、ワンツーからシングルレッグでテイクダウンを決めたデイヴィス。ケージ際で尻もち状態のブレジンスキーは、バタフライガードを取る。左足を越し、スクランブルでバックに回ったデイヴィスはスラムでテイクダウンしバックコントロールの態勢に入る。リフトされたブレジンスキーは着地と同時にシングルを狙うが、がぶったデイヴィスがケージに押し込む。
体を入れ替えたブレジンスキーは、すぐに金網に押し込まれ厳しい状態が続く。デイヴィスのダブルレッグに、ギロチン狙いのブレジンスキーはヒザをついて絞めあげるが、頭を抜いたデイヴィスはスナップダウンから離れて、スタンドに。試合は残り25秒に。ブレジンスキーのダブルレッグを切り、がぶったデイヴィスだがバックを譲る。ブレジンスキーが臀部にヒザを入れて時間となった。
結果、3-0の判定勝ちを決めたデイヴィスが、デビュー以来の連取を5とした。