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【UFC ESPN32】テイクダウンでリードのブッシュをボルシェフが左フックでKOしUFCデビュー飾る

【写真】コンテンダーシリーズからUFC入り、初戦でKO勝ちのブルシェフはチーム・アルファメール所属だ。「ユライアは僕のことを僕以上に分かっている」とインタビューで話していた

<ライト級/5分3R>
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)
Def.1R3分47秒by KO
ダコタ・ブッシュ(米国)

左ジャブから左ハイを放つブッシュが、スイッチして左ミドルを蹴る。距離を見るボルシェフは、ハイをブロックしてオーバーハンドに左フックを合わせようとする。詰めたボルシェフは、右ローの軸足払いでブッシュに尻もちをつかせる。立ち上がり際に左フックを入れたボルシェフは、ヒザ蹴りを顔面に突き上げる。蹴られたながら組んだブッシュがボディロックテイクダウンを決める。

ガードから右を打ち下ろしたブッシュに対し、蹴り上げからレッスルアップをボルシェフが狙う。そこをシングルでブッシュが潰しに掛かり、ボルシェフはバタフライガードへ。ここも蹴り上げからシングルをボルシェフが狙い、ブッシュがバックに回ろうとしたところでブリッジしてスクンブル──スタンドに戻る。

ケージに押し込まれたボルシェフは回り込んで離れ、ブッシュが距離を詰めて粗いフックからバックハンドを繰り出していく。ブッシュの左右のフックに左を当てたボルシェフだが、直後にダブルレッグからバックを許しワンフックに取られる。腰を起こして、前方に落とされたブッシュがガードを強いられる。ボディから顔面に鋭いパウンドをボルシェフが落とすと、スクランブル&ダブルへ。さらにシングルからボディロックのブッシュだが、離れたボルシェフが左ボディフック一閃。

腹を抱えて、倒れたブッシュに追い打ちの鉄槌を落としたボルシェフが、UFC初陣で見事なKO勝ちを決め、コサックダンスを披露した。


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