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【Double GFC11】元Angel’s FC王者のムン・ギボム、新鋭キム・サンウォンのRNCに下り暫定フェザー級のベルト巻けず

<Double GFC暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
キム・サンウォン(韓国)
Def.3R3分18秒by RNC
ムン・ギボム(韓国)

様子見のなか、ムンが左ジャブを伸ばす。続くローをかわしたキムは頭を振り、上半身を揺らしつつ右オーバーハンドを繰り出す。そのタイミングで組んだムンがケージにキムを押し込むも、テイクダウンは奪えず打撃の間合いに戻る。

キムが左フック、ムンが右フックを合わせようとするが両者空振りに。左リードフックからミドルのムン、キムは右を伸ばしてミドルを蹴り返していく。踏み込んで左ジャブを当てたムンは左に左フックを合わされる。終盤も再び様子見の展開となり、5分が終わった。

2R、ムンがまず左ボディストレートを入れる。キムはレベルチェンジも、距離を詰めるタイミングで組めない。離れたムンがワンツー、さらにワンツーから右フックを当てる。キムはワンツーも距離が合わず、組みを選択しても自ら離れる。ここでムンのワンツーに左フックを合わせたキムだが、踏み込みへのカウンター狙いが過ぎ、手数が少ない。

残り2分を切り、クリンチでケージにムンを押し込んだキムは、体を入れ替えられ離れた直後に右ストレートを当てる。ムンは引かずにジャブから右フック、距離を詰めての左リードフック&右ストレートと攻める姿勢はキムを上回った。

3R、左リードフック、左ローで前に出るムンがワンツーも、キムがかわす。キムは左フックにダブルレッグを合わせようとし、ここはムンがスプロールする。直後に組みなおしてケージまでムンをドライブしたキムは、自ら離れる。

と左で出たムンは、右を受けて足を捻るような形でダウン。パウンドを連打され、ダメージが残るなかで立ち上がったムンに対し、キムは左右の連打を打ち込みバックに回って両足をフックする。寝技に持ち込めなかったキムだが、一旦バックコントロールに戻り、前方にムンを崩して再度両足をフックさせる。

RNCをセットしたキムが、尻餅をついたムンからタップを奪い暫定フェザー級のベルトを手にした。


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