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【NEXUS25】ウィルキンス、打ち疲れ??もテイクダウンで竹上を終始圧倒。ライト級王座決定Tアピール

【写真】ウィルキンスのアピールしたネクサス・ライト級王座決定トーナメントが2022年に開催──されるか(C)MMAPLANET

19日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスでNEXUS25が開催された。

レポート第4回は7月に河名マストとのデビュー対決を制したジェイク・ウィルキンスのプロ2戦目、竹上航平との一戦の模様をお届けしたい。


<ライト級/5分2R+ExR>
ジェイク・ウィルキンス(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
竹上航平(日本)

まず右ローを蹴ったウィルキンスは、リーチの長い竹上に左ハイ、続いて左ローを蹴っていく。跳びヒザから組んだ竹上に対し、ウィルキンスは首を巻いて払い腰でテイクダウン。その刹那、勢いを利用して竹上がトップ奪取もウィルキンスはすぐに立ち上がる。

ウィルキンスは押し込み返し、ダーティボクシングでアッパーを打っていく。さらにヒザを入れ右腕を差して姿勢を乱すと、フックを効かせて連打でラッシュをかける。

ケージに詰まった竹上に猛攻を見せたウィルキンスだが、前蹴りやパンチを打ち返えされると打ち疲れを回避するためか自ら間合いを取り直す。

竹上は左を当て、ヒザをボディに突き刺す。腹をかばうようにウィルキンスは組んで大内刈りでテイクダウンも、すぐに竹上が立ち上がりヒザを腹に入れる。ウィルキンスもボディを殴り、ヒザを返すものの動きが落ちているのは確かだ。

残り1分でブレイクが掛ると、竹上がヒザ蹴りから組みにいったところでウィルキンスは右腕を差して背負い投げでトップを取ると、自ら立ち上がりパンチを打ちながら組み直して初回終了を迎えた。

2R、左ミドルを入れたウィルキンスが左ストレートを当て、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。足を束ねて竹上を立たせなかったウィルキンスは、バックコントロールに移行すると正対したところで大内刈りを決める。

柔道技で立ちレスをリードしたウィルキンスが、ケージに押し込んでスクランブル戦を展開。竹上が立ち上がったところでダブルレッグ、さらに大内とのコンビでスタンドに戻ることを許さない。エネルギーをセーブし、時間を使うウィルキンスに対し、竹上は足を腿の上に置かれて立ち上がることができない。

ウィルキンスは手首をコントロールして、背中をマットにつかせるとガードに入る。竹上が蹴り上げから立ち上がろうと下ところでパンチを入れたウィルキンスは、腹にヒザを浴びるとこもテイクダウンを選択しトップコントロールから最後も立ち上がり際にダブルレッグを決めて試合をまとめた。

結果、3-0の判定勝ちを収めたウィルキンスは「こんなみっともない内容だったけど、ライト級チャンピオンシップ・トーナメント、取るんでお願いします」とアピールした。

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