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【Pancrase325】ロッキー川村戦を目指す内藤由良がマツキをTDからドミネイトして判定勝ち

【写真】シングルレッグ、ダブル、アンクルピック--内藤のTD力が光った(C)MMAPLANET

<ミドル級/5分3R>
内藤由良(日本)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27.
フェルナンド・マツキ(パンクラス)

ガードを高く上げて様子をうかがう内藤がスイッチして左ロー、これをかわしたマツキが距離を詰めると、ダブルレッグを仕掛けてテイクダウンを奪う。マツキは下からハーフガードで内藤の左腕を抱えている。腕を抜いて相手の右側に回った内藤はパンチを打ち下ろす。マツキは腰を上げて立ち上がったが、内藤はガブりながらヒザを打ち込み、さらにシングルで再びグラウンドに持ち込む。ハーフガードのマツキに、右のパンチとヒザを落とす内藤。マツキは足を利かせるが、強打をもらって亀に。

立ち上がるマツキをバックコントロールしつつ、パンチとヒザを打ち込む内藤。ケージ際のアンクルピックでテイクダウンを狙うも、マツキも耐える。内藤は体を起こして左腕を差し上げつづ、アンクルピックに切り替えてマツキに背中を着かせた。足を利かせるマツキの顔面に、内藤はパンチを落とし続けて1Rを終えた。

ジャッジは3者とも内藤の10-9とつけている。

内藤にとって初めての2R。パンチを振るって前に出てくるマツキに対して、サークリングしながら左ローを放つ内藤が、一気に距離を詰めてダブルレッグでテイクダウンを奪った。ケージ際でハーフガードを取るマツキ、内藤は右腕を差し上げながら左のパウンドで削っていく。下からパンチを打ち返してくるマツキの顔面へ、右ヒジを連打する内藤。相手の右手を抱えられると、左の連打。右手が空くと右ヒジを落とす。マツキの頭部からは流血が見られる。マツキも起き上がろうとするも、すぐ内藤に抑えられてしまう。

残り1分、マツキは左ヒザを中に入れるが、内藤のパウンドを防ぐことはできない。内藤はパスを狙いながら右パウンド、そしてパスしてサイドから右ヒジを連打していった。

2Rはジャッジ1者が10-9、2者が10-8で内藤につけた。

最終回、サウスポーにスイッチして、出てきたマツキにシングルレッグのカウンターを合わせた内藤。バックに回りながらマツキをケージに押し込む。マツキは内藤の左腕を抱えて、アームロックを狙う。内藤は左腕を抜いて、亀になったマツキにパンチの連打を浴びせる。動きが止まったマツキの左足に両足を絡めてロックした内藤、シングルバックの状態で左の拳をマツキの顔面に当てていく。マツキに左腕を抱えられたまま、内藤はサイドに回って右ヒジを落とす。

上半身を起こしたマツキ、内藤も相手の足を取ってケージに押し込んでいく。残り10秒でマツキが内藤の左腕にアームロックを狙っていったとこRで、試合終了のホーンが鳴った。

判定は3-0で内藤。これでデビュー以来4連勝となった。


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