【Bellator272】アレクサンデル・シャブリーが、ボビー・キングにフルマークの判定勝ち。以上!!
【写真】塩分が高いだけでなく、ちょっと渋すぎだ(C)BELLATOR
<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ボビー・キング(米国)
ローで前足を削るシャブリーが、左右のローを続ける。キングは左を伸ばすが距離が遠く、シャブリーが左フックを当て、右に続ける。キングのローはチェックしたシャブリーが、入る間合いをはかりつつ、キングの攻撃を見る展開になっている。左の蹴りに対し、軸端を払ったシャブリーがハーフでキングを抑える。キングはフルガードに戻すも、すぐにシャブリーが左足を抜いていく。肩固めを狙うシャブリーだが、キングが察知して上方に移動して逃れる。シャブリーが一気にマウントを奪うと、ブリッジを潰してローマウンで抑える。キングはハーフに戻したが、初回を落とした。
2R、キングが距離を詰めてショートフックのコンビを繰り返す。回るシャブリーが右ローを蹴る。キャリア20勝3敗のシャブリーだが、プレリミメインとしては物足りない動きか。それでもシングルでテイクダウンを決めたシャブリーが、ここもトップで試合を支配する。
ケージを背負って立ち上がろうとするキングに対し、シャブリーは頭を胸につけてディロック──叩かれても、即後方にテイクダウンを取り返す。そのままマウントを取ったシャブリーは、初回に続きローマウントでキングが前転から足を狙う。ヒザを抜いてニーインベリー&肩固めのシャブリーが、絞めを解くとキングがクローズドを取り時間となった。
最終回、左フックやヒザの乱打戦に持ち込んだキングに対し、組んだシャブリーが小手を決めて投げる。ここから堅実にハーフで抑えるシャブリーは足を戻されても、ガードの中で腰を上げて足を割っていく。
このままトップコントロールを続け、ヤングを立たせなかったシャブリーが21勝目を手にした。