【ONE Winter Warriors】ダギ・アサラナリエフ、ナシューヒンを右2発で倒しパウンドアウト
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
Def.3R0分49秒by TKO
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
左ジャブを打ち合った両者。ショートフックが交錯し、ダギが右ローを蹴る。左ジャブに左を合わせていくナシューヒンは、右オーバーハンドにも右を打っていく。左ジャブから右フックのダギは、打たれても打ち勝つ形でパンチを入れていく。
しかし左フックの打ち合いでダウンをしたダギは、起き上ってシングルレッグへ。テイクダウンを奪われたナシューヒンは、すぐに立ち上がりハイクロッチも耐える。
続くクリンチの展開で、ダギのヒザが急所に入り試合が中断する。この間に鼻血を拭きとったダギは再開後に左もやや振りが大きいか。ガードの甘いダギのパンチに、ナシューヒンが左を合わせる。手打ち気味のダギが左フック、ナシューヒンは蹴り足を掴んでフックを打ちこむ。
左フックを当てたダギは、左リードフックをヒットさせる。さらに右を入れ、左から右を当てたダギが、ヒザ蹴りに続きショートの左を打ち込む。
ここで組んだダギは、回って離れようとするナシューヒンにアッパーを突き上げる。さらに飛び込んで左を入れたダギ。目の下をカットしたナシューヒンに、ドクターチェックが入る。リスタート後に左を入れたナシューヒンは、逆に左を受け初回が終わった。
2R、ナシューヒンが左ハイを見せる。ダギはワンツーから左を入れてダウンを奪う。立ち上がりながらパンチを受け、それでもパンチを振るうナシューヒンはシングルレッグで倒される。ハーフで抑えたダギは肩固めを狙う。これを防ぎ、足を戻しにしくナシューヒンだが、ダギはすぐに右足を抜いて肩固めからパンチに転じる。
ナシューヒンはZハーフガードも、左腕を差しに行ったところでエルボーを落とされる。
右で腰をコントロールし、左で殴るダギ。再びナシューヒンにドクターチェックが入り、ダギも鼻を気にしている。ダギのトップで試合が再開となり、Zハーフから足をきかせたナシューヒンが立ち上がる。バックコントロールから後方に投げたダギの左のパンチを纏める。マウスピースを吐き出したナシューヒンにブレイクが掛かり、再装着。
リスタートすると、殴られながら立ち上がったナシューヒンだが、ハイクロッチからシングルとダギが組んでいく。ボディにアッパーを入れたダギは離れてエルボーも空振りに。直後に時間となった。
最終回、左ジャブを当てたダギがローを蹴って連打へ。ショートフックを打ち返したナシューヒンは、間合を取ったダギの右を受けて足が泳ぐ。すぐさま右ストレートを打ち抜いたダギが、腰から崩れたナシューヒンにパウンド追撃を入れ──返り討ちのKO勝ちを決めた。