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【DWCS S05 Ep04】連勝&圧倒的なフィニッシュ率誇る出場選手たち、ヨルダンのアルハガに注目

【写真】まだまだ少ないアラブ社会のUFCファイター。ハッシャム・アルハガにヨルダンから挑む (C)UAEW

21日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S05 Ep04が開催される。

過去3週、計15試合で15人の契約ファイターを生んでいる2021年のコンテンダーシリーズ。敗者から契約者が生まれ、これまでの15人の勝者で契約がならなかったのは1人という過去に例を見ない高い契約率を誇っている。


第4週も無敗、そして黒星のついている選手ともども高いフィニッシュ率を誇る選手が揃っている。第3試合のフライ級に出場するクレイジソン・ホドリゲスは、ジャングルファイトのフライ級王者で6勝1敗、4勝がKOで1勝がRNCで一本勝ち、4試合が1R決着というファイターだ。

コメインに出場する22歳のエクアドル人ファイターで、メキシコのティファナ在住のマイケル・モラレスは今大会出場選手のなかで戦績的にはナンバーワン、デビュー以来11連勝中で9試合でKO勝ちしている。細身でリーチが長く、ジャブからストレートというなかで、ロングレンジのアッパーなどMMAにあったパンチを持つエクアドルのKOアーチストだ。

そんななかメインに出場するハッシャム・アルハガに注目したい。既に32歳、ヨルダンのアンマン出身のアルハガは、MMA戦績6勝0敗──その全てをDesert Force、BRAVE CF、そしてUAE Warriorsという中東のイベントで戦ってきた。

法律家という一面を持つインテリジェンス・スナイパーは、4試合でKO勝ち、2試合が一本勝ちというパーフェクト・レコードを持つ。とはいえ、対戦相手のAJ・ドブソンも5連勝中で1分以内でのKO勝ちが3試合という秒殺男だ。

KO必至の一戦、当然のようにトータルでの力が求められるが、アルハガがUFCとサインできれば、アリ・アル・カイシに続く2人目のヨルダン人UFCファイターとなる。

■視聴方法(予定)
9月22日(水・日本時間)、午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S05 Ep04対戦カード

<ミドル級/5分3R>
ハッシャム・アルハガ(ヨルダン)
AJ・ドブソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
ニコライ・ベレテンニコフ(ウクライナ)

<バンタム級/5分3R>
スティーブン・ヌウェン(米国)
テオ・アラヤン(米国)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
サント・クラトロ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロザレス(米国)
ヴィクトー・マルチネス(米国)

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